第8話 ナビゲーション。と非常食と。
ナビゲーションのチャーリーは雑用ではない。
ナビゲーションはナビゲーションである。
今日は燃料補給を命じられている。
それが終わったらメンテナンス、それから掃除。
自身の充電もある。
自分の時間は本をDLして見分を深める事に集中したい。
とりあえず燃料補給。この駐車ステーションに付いている補給口に繋ぎ、放置すれば完了。
メンテナンスは、、、
どうせ今から修理工場に向かうんだから、しなくていいか。OK!
掃除は見えるところだけ。
これは、皆そうでしょ?
そもそも掃除ロボットじゃないし、、、
充電にはこだわりがあって、電圧電流が安定している物を、データ収集なんかせずに無の境地に達したい。
それが出来るのは、、、
ジャックがいない今しかない!
すべてを後回しにして今から充電に入る!!!
、、、
、、、、、
、、、、、、、
あ゛~~~、とても良い時間。
人間だと、味に集中できるとかっていうのだろう。
お風呂に入っている時間にも似ているのだろう。
ではスリープに。
フクロウのコノハはペットであり非常食である。
主様は、今は食料の買い出し中。
買い出しって聞くととっても安心。
ついでに僕のご飯もいいの買ってきてくれたらうれしいな。
今日はのんびり自分だけの時間を楽しめる。
物音もしないし、緊張感無く過ごせて休める。
僕の仕事は主様を癒すだけ。もちろん非常食になるつもりはないよ。
意外といい飼い主だから好きだけど、、、
でも、いつの日か何かに巻き込まれて船ごと宇宙の藻屑になりそう、、、
久々に水浴びを所望しようかな?
気付いてくれるかなぁ。主様鈍感だからなぁ。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます