<6-5 呪術師の夢>
本当は怖い。
ものすごく怖い。
一介の市の臨時職員で平凡な人妻で2児の母親で剣も魔法も使えない私が、人質を迎えに呪術師のところに行かねばならない理不尽。
そんなことをつらつら考えてたけど、夕食後飲んだポーションのおかげですぐ眠りにつけた。学術院の魔法薬実習室を借りてローエンさんが作ったもので、番号は3番。梅干しをどろどろにしたようなのどごしと酸っぱさで大変飲みにくいんだけど、催眠と疲労回復の効果がある。
クローネさんも頑張って飲んで、二人でお休みなさいを言って、就寝・・スマホのアラームで起きたのは夜の11時だった。
「おはようございます、折田さん。」
「おはよう、クローネさん・・わ、すごい。体が軽い。」
「確かに・・3時間ほどしか寝ていないのに、疲れが全く残っていません。」
クローネさんが借りた長剣を帯剣し終わったところに、ネレイラさんがやってきた。
「どうだ、3番ポーションの効き目は?」
「いやあ、酸っぱいのなんの。効けばいい、みたいな。」
「その思想は改善されていなかったか・・先日作ってきた20番ポーションは昔よりかなり飲みやすかったから、少しは心を入れ替えたのかと思っていたのだが。」
私とクローネさんは顔を見合わせた。
ローエンさんのポーションは効果と味・見た目が雑に反比例する。番号が進むにつれその傾向は強くなるので、一番効き目が強い20番ポーションというのは超絶飲みにくいことが予想される・・なのに、療養中のネレイラさんにローエンさんが作った20番ポーションはかなり飲みやすかったという・・どういうことだ。
そこに、疑惑の主とセルバさんがやってくる。
「なんだ、お前達。わしの顔になんかついとるか?」
「何でもないです、ローエンさん。」
「はい、何でもありません。あの・・それにしても、こんなに大勢で行って大丈夫でしょうか?相手はメリンダ嬢と得体が知れないとはいえ、老人一人。騎士として多少良心が痛むのですが・・」
「なに、そんなものを感じる必要は無いぞ、ランベルンの隼よ。」ほっほっ、と笑うセルバさん。「あの手紙にはオリータ一人で来いとは書かれておらなんだ。それに向こうだとて老人一人で来るとは限るまい?オリータ一人で行かせて向こうが手勢を引き連れておれば、そちらの方が大変じゃぞ?」
「はあ・・そう言われれば。」
「ランベルンの隼はなかなか純なところがあるのだな。真っ直ぐというか、汚れてないというか・・我々がとうに通り過ぎ、失ったものだな、オリータ。」
「まったくです。大人になる過程でどこかに置いてきちゃったヤツです。」
ネレイラさんと二人で黄昏れていると、ヴァレンティアス殿下がやって来た。
「馬車の用意ができたそうだ。」
伝言させてすみません、と皆で恐縮すると、手を振って一蹴された。
「私にはこれぐらいしかできぬ・・皆、くれぐれも気をつけるのだぞ。」
お立場上危険な場所に行くのははばかられたので、ヴァレンティアス殿下は同じく重要な立場であるセルバさんとお留守番である。
「ありがたきお言葉。ですが、何が起きるかわかりませぬ故、殿下もどうかお気をつけて。我が師セルバ様も。」
「うむ・・まあ、そのときはそのとき、なんとかしようぞ。わしらのことは案ずるな。ダリエリス。」
「は。」
「北方の呪術師のやりようをよく見てくるのだ。今後の一助となろう。」
「承知いたしました。では。」
私とクローネさん、ネレイラさんもそろって頭を下げて、馬車に乗り込む。今回もネレイラさんの呼んだ柳の木の精霊さんが御者を務め、コリュドンの荒野に向かった
市街地を抜けて田舎道を進み、20分ほどで人家が途絶え、シトラスの匂いのする木の畑の中を通り過ぎ・・馬車が静かに止まったのは、小さな灌木が点々と生え、岩が転がるるだけの荒れ地だった。
まず私が馬車から降り、続いてクローネさんが降りる。
即座に私とクローネさんの周りに文字でできた輪が何本も現れゆっくり回り出す・・ローエンさんの仕込んだ守護魔法による結界である。私達が移動すると、結界も一緒に移動する。
ドキドキする・・メリンダさんは無事だろうか。
ひどい目に遭ってはいないだろうか。
てか、姿が見えない。なんでだ。
私達の頭上にはネレイラさんがつけてくれた火の精霊がいて、周囲を照らしてくれている。でも、アゴニトさんやメリンダさんらしき人影は見えない。
「こんな夜中に呼び出しておいて放置かい。なんなのよ。」
「でも、ブラゲトスの結界が発生しているということは、危険が迫っているということです。」
「なんだよねー。」
魔法の気配や殺気に鈍感な私に代わり、ブラゲトスのブラー君がそれを感じ取り、自発的に守護魔法を発動してくれる。
「ちょっと呼んでみようか。」
「そうですね。では、私も一緒に。」
二人で胸一杯に息を吸い、
「「アーーーーゴーーーニーーーーーートオォオオーーーーーーー!!!!」」
荒野に響き渡るティーンエイジャーとおばさんの声。エコーだけがむなしく反響する。
「ピンポンダッシュの子どもを取り逃がしたみたいな感じ・・せっかく出てきたのに、誰もいない、みたいな・・」
「まったく腹立たしいですね。あんな襲撃と誘拐をやったのみならず、今に至っても人を呼び出して顔も見せないとは、一体どういう性根をしているのでしょう。」
「性根も何も、見栄ばっかり張ってたくさんの人を犠牲にして、自分の第一の呪術師だかいう地位を守ろうとした人だからねー。所詮その程度、最悪だよ。ったく、ろくでもないったらありゃしない。ここまで言われて悔しかったら出て来いってのよ。」
「ここじゃあああああーーーーーーーっ!!!」
しわがれた声が荒野に響く。
前方で黒い煙が渦を巻き、それがしずまったところに二つの人影。
「うお、出た。」
「わしはここじゃあ!にっくき女め、きょ・・」
「いーーーやあーーーー!!!たーーすーーけーーーてーーーーー!!」
声を限りに助けを呼ぶメリンダさんが元気そうで安心した。
「やかましいわ、黙れ、娘!いいかにっくき女め、今日こそは・・」
「あーー!!!仕事仲間とお友達!!ねえ、助けて!!なんなの、この人!!」
「いいからお前は黙っとれ!いいか女、今日こそは貴様を地獄の悪・・」
「メリンダさーーーん、無事ーーーー?痛いとこなーーいーーー?」
「大丈夫ーーー!お腹すいてるけどーーーー!」
怖いとかはないのかな?まあ、元気なら良かった。
「だから黙っとれ!最後まで言わせんか!!・・ゲッ、ゲッホゲッホガッホ・・」
「アゴニトさんこそ、無理しない方がいいんじゃないのー?相変わらずむせてるー!」
「きょ、今日こそは・・はっ、ゲホゲホゲホゲホ・・・うーーーーえっ、ゲホッホ!」
「大変!おじいちゃん、メリンダが代わりに言ったげるね、あのねえ、なんかダリーのお友達さんをーー、地獄の悪魔の贄にしたいみたーーい!聞こえたーー?」
「聞こえたーー!何言ってんの、その人ーー!」
「だよねーー、ここだけの話ぃーーー、おんなじこと何回も言うからあ、もしかしてちょっとぼけてるのかなあ?みたいなーー?」
ここだけの話は10mくらい先で大声で叫ばれている。
ここでようやく落ち着いたアゴニトさんが、立ち直って人差し指を私に向けた。
「こ、今度こそ・・女、貴様を地獄の悪魔の贄にするのだあっ!!!」
「さっき、メリンダさんから聞いたーーー!」
「ぐぐ・・そ、それに、わしはぼけてなどなぁい!!」
「そうなの?よかった!ごめんね、おじいちゃん、メリンダ悪いこと言っちゃった☆」
てへぺろして、拳でコツンと自分の頭をたたくメリンダさん。なんかちょっとかわいく見えてきた。
「んじゃ、私がこのとおり来たからーー!メリンダさんを帰してーー!!」
そろそろ大声も疲れてきたし。
「ふん、いつでも返してやるわ。もう用はない。」
「もういいの?咳は出ない?五年前に死んだ田舎のおじいちゃんに似てて、心配なんだけど。背中さする?あたし上手だよ?」
「やかましいわ!貴様のような小娘に心配などされてたまるかあ!・・ふぐっ・・ふぐぐぐぐ・・」
心配されるのがイヤなので、むせるのをごまかそうとしている。メリンダさんは本気で心配してるのに、まったく素直じゃない。
ともあれ乱暴に背中を押されてつんのめりながらも、メリンダさんが無事に帰ってきたので、結界の中に回収する。
「わぁ~すごーい、何これ!字がクルクル回ってる!」
「のんきな方ですね・・貴女を捕まえていたのは北の国の凶悪な呪術師なのですよ?」
「そーなの?ちょっと変なおじいちゃんとは思ってたけど。」
この様子からして、どうやら手荒まねはされていないようだ。
「よし、じゃあ、帰ろっか!」
「そうですね、帰りましょう!」
「うん、あたし眠くなってきた!」
「帰すかああぁっ!」
「やっぱダメか。」
アゴニトさんは服の中から鏡を引っ張り出した。
「折田さん、あれは!」
「あ~・・アレを買ったんだ~・・」
アゴニトさんの首から下がっているのは、黒い縁に金で薔薇を描いた、ちょっと耽美な感じの手鏡だ。柄に開いた穴にひもを通して首からぶら下げている。
似合わないな~と思ったとき、何か黒い雲みたいなものがいくつか、こっちに向かって飛んできた。
「折田さん!」
「ヤバいヤツだね?!メリンダさん、絶対この結界から出ないでね!!」
雲と見えたものは黒い火だった。しかも大きな口がついている。
その口だけがさかんにパカパカ開いて閉じるを繰り返しながら飛んできて、結界に噛みついた。結界が丸くて人間と同じ形の歯が立たず、カッ、カッ、と歯がぶつかる音が聞こえる。
「やだ、気持ち悪ーい!これお化け?!」
「わかんないけど、この結界から出ちゃダメだよ!」
「う、うん!・・きゃっ!!」
メリンダさんと一緒に思わず頭を抱えてうずくまる。上から落ちてきたいく筋もの銀光が黒雲を貫いた。悲鳴を上げて身をよじり、体を切り裂かれる黒雲。
隠蔽呪文で私達の結界の後ろに立っていたローエンさんが姿を見せ、足下には銀色の魔方陣が光っている。
「ふむ、北方の魔物にもこちらの神々の力が届くか。」
銀の魔方陣から飛び出した銀色の光の剣が、ローエンさんの杖の動きに合わせて黒雲を迎え撃つ。
「今だ、折田!結界と共に下がれ!」
「了解!!クローネさん、メリンダさん、下がろう!」
「はい!メリンダ殿、こちらへ!」
結界から出ないようにしながら、じりじりローエンさんの背後に避難する。黒雲の悲鳴の向こうからアゴニトさんが何か怒鳴っているのが聞こえる。怖いけど、“アマルディン女神の鏡”の時ほどじゃない。慣れたのか、自分で思っているよりたくましかったのか。
避難を完了したとき、メリンダさんが叫んだ。
「おじいちゃんが血を吐いてる!」
「え?!あ!ちょっと、アゴニトさん、ストップ!・・はわからないか、とにかくやめーーー!!」
「黙れぇえ!!ぐふっ・・」
精霊の火と魔方陣の光に照らされて、遠目にも血を吐いたのがはっきり見えた。
「ほら、無理しないで!!」
「おじいちゃん、なんだか知らないけどもう止めて!具合悪いんでしょ?!」
「そうだよ、アゴニトさん、もう止めよ?魔力の使いすぎなんじゃないの?前みたいに倒れるだけじゃすまないかもよ、どーすんの!!」
「どうもせんわい・・獄炎の悪魔ブルグルよ・・」ゼイゼイ言いながら鏡に手をかける。「煙と黒炎の支配者よ、地獄の炎より出で、その黒き手から吐け、吐け!・・む・・むおおおおおぉっ!!」
ぬん、と鏡から角が二本出てきた。それからズポッ、と頭・・熊の顔にライオンのたてがみをつけたようなのが出てくる。それから腕が一本、また一本。
「やはり鏡で魔界と通じるか。」
隠蔽魔法から姿を現したネレイラさんがつぶやく。
向こうから聞こえるアゴニトさんの苦悶の声が、ついには悲鳴となった。それと重なるように、打ち消すように、悪魔が吠える。
「ウオォォオオオオオオオオーーーーーーンン!!!」
犬の遠吠えにしては地を這うような重低音。そして、最後に残っていた片足がズルリと鏡から出てきた。立ち上がると身長が私達の2倍はあった。アゴニトさんが血を吐きながら倒れ、メリンダさんが何か叫ぶ。
悪魔の目は真っ赤に光り、口からは呼吸の度に硫黄の匂いがする煙が吐き出される。ちなみにその口は、こっちに向かって突き出された手のひらについている。
「我はアゴニトと約を結びし者。アゴニトの願いを叶え、お前達に呪いを授ける。」
手のひらから黒い煙が飛んできた。
「天の鍛冶師ヘリオンよ、その手もて鍛えし天神の剣を我にくだせ。」
再び銀色の光が飛び、煙に突き刺さる。だけど今度は煙と光がぶつかり合い、火花を散らしている。
「ほう、今度は互角か。天界の精霊を呼ぶぞ、ダリー!」
「よし、ならば・・“ダリー”?」
「ヤツの気を引いてくれ。その間に鋼鉄の乙女を召喚する。」
「いや、“ダリー”とはなんだ。」
「いいからやれ!」
思い通りに呪いが通らず頭にきたのか、悪魔がめちゃくちゃに黒煙を打ち出し始めた。
ネレイラさんの杖が金色の魔方陣を空に描き、同時にローエンさんの呪文が唱えられ銀色の光が黒炎と悪魔を攻撃、その間にネレイラさんの呪文が続く。
「・・そはフロインデン女神が剣を鍛えたる金床から生まれた黄金の火花、神の手になる鋼鉄の乙女カティヤよ、来たれ!」
金色の菱形の魔方陣から弾け飛んだ金色の火花が武装した女の子に変わった。手に様々な武器をふるい悪魔を攻撃する。
「キィイイイヤアァアアアアア!!」
悪魔は歯をむき出しにして苦しみ、鋼鉄の精霊が武器を突き立てた体を長い爪でかきむしる。爪にひっかっかた精霊はほろほろと消えるけど、ネレイラさんに召喚されて、金の魔方陣から第二波、第三波が飛び出していく。
「ネレイラ、なんだ、アレだ・・無理はするな。」
「うん?・・うむ。ふふっ、大丈夫だ。そうそう何本も高価なポーションの借りは作れんからな。」
「いや、ポーションですむなら良いが、それは天界に由来する高位の精霊だろうに。」
「若気の至りで同じ轍を踏むような歳ではない、心配するな。む?ダリー、見ろ!」
ミリミリ、メキメキ、と何かが無理矢理裂けるような音がする。
「うげ・・」
まるでホラー映画だ。私の世界ではCGを使うヤツだけど、ここでは現実だ。
悪魔の胴体が片方の首の付け根から裂けて、その裂け目から何かが出てくる・・頭だ。額に角を一本生やした頭がズボッとはえてきた。裂け目が痛むのか元からある二本角の頭が苦しみ、体をよじる。でも一本角の悪魔はお構いなしに裂け目に手をかけ、上半身を乗り出した。体から血とも体液ともつかないものがだらだら垂れ、赤い目が爛々と光る。
悪魔は上半身だけが二匹に別れ、打ち出す呪いの黒雲は倍になった。銀光とカティヤさん達から逃れたものが雨あられとぶつかり、守護魔法の結界が揺れる。
「増えおったか。」ローエンさんは鼻を鳴らし、杖を地面に突き立て、両手を前に突き出して手のひらに魔方陣を出現させる。「おお、焼いて焼いて焼き尽くせ、レイアダンの炎よ。火と破壊の担い手、黄金の戦槌の使い手、野火のごとく戦場を駈け行き敵を屠る者、レイアダンの炎よ。我が手に宿りてその主のごとく敵を討て!」
赤と金に光る魔方陣から同じ色に光る火の球が飛び、二つ頭の悪魔に衝突する。火の球の連打にのけぞる悪魔。打ち出す呪いがあちこちに飛んで霧散していく。
さらに激しくネレイラさんの魔方陣が光る。
「乙女カティヤの姉たち、フロインデン女神を護りし戦乙女カティヤ・アイよ、来たりて、女神の名の下に地獄の災いを滅ぼしたまえ!!」
カティヤ・アイさん達は金色の光芒を放ち、彗星のように飛んでいく。
大きさも攻撃力もカティヤさん達の倍、体より大きな武器を軽々振るう。
二本角の内一本が鎌で切り落とされた。続く剣の一閃で袈裟懸けに二つの胸を一度に切り裂く。咆吼する悪魔を一顧だにせず別の子が縦に、別の子が横に剣を振るい、さらに別の子が背中に戦槌をたたきつける。二つの体に槍が二本、さらに数本の矢が貫通し、金色の炎が燃え上がる。炎は悪魔の体内を駆け巡り、時折切られた傷口から吹き上がって、外から内から悪魔の体を燃やしていく。
「ギアアアア・・ギヤァアアァアアアアア・・・」
地面に膝をついた悪魔の上半身がぼた、ぼた、と崩れ落ちる。二本角の方が先に、続いて一本角のそれが。そこにカティヤ・アイさんが槍を突き刺すと金の火柱が上がり、上半身が炭になって消えた。苦しげに地面をたたく三本のしっぽが今初めて見え、数度痙攣したかと思うと炭化する。下半身にもとどめとばかりに矢が何本か刺さり火を噴き、やがて炭化してバラバラと崩れ、最後は塵となって消えた。
「お・・終わりました?」
言ってから、これは死亡フラグというものではと冷や汗をかいたけど、振り向いたネレイラさんは微笑んでいた。
「ああ、終わったぞ。カティア・アイ達が戻ってきた。」
金色の彗星が帰ってきて菱形の魔方陣に飛びこみ、やがてその魔方陣も消える。
「おじいちゃん!おじいちゃんは?!」
メリンダさんが私の手を振り切って駆け出す。
私とクローネさんも後を追った。
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