『はるかな宇宙からの年賀状』

やましん(テンパー)

『はるかな宇宙からの年賀状』



 『明けましておめでとうございます。』



 新しい年が、あなたにとって、最高の時となりますように祈ります。





    ・・・・・・・・・・・・



やましん



 『これ、誰からの年賀状かなあ。差出人不明です。』  



びーちゃん


 『住所は?』



やましん


 『ありません。年賀状だし、消印もない。』




びーちゃん


 『写真とか、絵とか、お〰️〰️、なんにもない。変わった字だけど、印刷みたいだなあ。』




やましん


 『いやあ、なーんか、変だなあ。誰かが直に入れたのかなあ。ポストに。』




びーちゃん


 『でも、他のといっしょになってたんでしょ。』   



やましん


 『そうですねえ。でも、この、この、デザイン、なんたか、変だなあ。きって、貼る場所にある絵が、ほかではまたく見ない、謎の惑星みたいな。さらに、お年玉番号が変だなあ。ξ組の●◇□▲‡┣┸┓て、なに? 真ん中の絵が、☀️になってるし。年号もないし。これは、偽造ですな。まあ、迷惑にはならないしな。いいか。やはり、だれかが、直に挿入したに違いないな。』




びーちゃん


 『むし、むし。』




やましん


 『まあね。不幸の年賀状でもないしね。気にはなるけど。』




  ●●●●●●●●●●●●



 やがて、1月16日が、やましんには何の関係もなく、過ぎ去って行く。


 

 やましん


 『びーちゃんは、2日きただけ。いつものことよ。ああ、もう、また、次の日になるなあ。寝るか。おわ、あの、輝く光はなにか。大宇宙に響き渡る超新星爆発か、はたまた、中性子星の合体か、ブラックホールの大放出か。』


 天の川が在るはずのあたりから、何かが湧き上がり、宇宙空間を一瞬にして横断し、それは、やましんちの、小さな庭に落下した。



 『びっくし。なんだろう。あら、手紙だ。また、はでに来ましたね。なになに。』



     『当選通知』



 ご当選、おめでとうございます。


 あなたは、第121億回、銀河年賀状お年玉くじの、一等に、当選しましたので、お知らせいたします。


 つきましては、『銀河天国5000万年遊覧旅行』にご招待いたします。


 出発は、今夜、深夜2時半です。


 お宅ごと、銀河に旅立ちますので、準備はいりません。


 同伴希望の方は呼んでおいてください。


 おめでとうございます。



     ●●●●●●●●●●●


 びーちゃんは、呼んだけど、やはり、来なかった。


 こうして、やましんのお宅は、その夜に、突然消滅した。


 何が起こったのか、地球人類には、ついに解明できなかったのである。



         😌♨️🍶


 そのころ、やましんは、ある、はるかな銀河宇宙の、小さな太陽の中にある、『仲良し太陽温泉』に浸かっていた。



『いやあ、天国、天国。ひとりぼっちは、慣れっこだし。でも、ちょっと、むなしいなあ。5千万年てのは、さあ、まるで、分からないなあ。『ナイト・ストーブカー』とかでるかしら。』



 この続きは、また、5千万年後に❗




   ・・・・・・・・・・・・・


        🎍


 これは、お正月そうそう、いささか不吉ではありますが、あくまで、フィクションであります。


 皆様にとり、良い一年に、なりますように。


 

 やましんの、お話し、登場人物一同。


 やましん、びーちゃん、ねこママ、はとさぶろ、カージンゴ、ごき軍団一同、のら猫軍団一同、タルレジャ王国三皇女さま、松村家一同、葵さん、幸子さん、ももさん、王女さまの地獄一同、さらに、漏れてる一同。


 『明けましておめでとうございます。みなさまに、幸多き年になりますように! すみからすみまで、お祈りいたしま〰️〰️す。』



     🎍     🎍

        


 




 

 

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『はるかな宇宙からの年賀状』 やましん(テンパー) @yamashin-2

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