第77話 お菓子作り教室開始

「皆さん、時間なので始めますね」

準備を終えて時間になったのでみんなに声をかける

みんなが頷いてくれたので放送を開始する

「みんなお待たせ!今日は私の初の

オフコラボでVライバーのメンバーを呼んでお菓子作りを教えるって企画です 音声だけの配信になるけど最後までお付き合いしてくれると嬉しいな 音声は大丈夫かな?」

机にの中央に置いたパソコンの画面でコメントを確認する

良く聞こえるとコメントが来たので先に進める

「オッケーだね、じゃあ今回私の家に来てくれている人に自己紹介してもらいます! どうぞ!」

俺の言葉を聞きマナさんが声を出す

「リスナーのみんなのお姉さん、マナです!お菓子作りは初めてなので

タルルちゃんに優しく教えてもらいながらイチャイチャしたいと思います!次の人」

「タルルちゃんの家で緊張してる

ナユタです!みんな!タルルちゃんの家の中は良い匂いだよ! 家事全般未経験だからタルルちゃんには手取り足取り教えてもらおうと思います! 次はー」

「シノ 一人暮らしだから家事全般は得意、今日はタルルのサポートをする為に来た オフコラボは私も初めてだから緊張してる」

3人が挨拶を済ませる

「作業中はお姉ちゃんにコメントを読んでもらうよ」

「タルルの姉です、コメントは私に任せてみんなはお菓子作り頑張って!」

雫姉の言葉に4人で答える

「「「「頑張る!」」」」

「今回はこの5人でお送りします!」

豪華メンバーに喜ぶリスナー達

「早速作業に移るからコメントはお姉ちゃんに任せるね!」

「任せて!」

雫姉にコメント読みを任せてお菓子作りを開始する

「今回は約30分で出来る簡単クッキーの作り方を教えます!簡単だからリスナーのみんなも今度作ってみて!」

「30分で簡単にクッキーが作れるの!? リスナーのみんな、メモの準備はいい?」

ナユタさんが実際にメモを手に持っている

「メモするのは材料だけで大丈夫です! 用意するのはバター50gと

ホットケーキミックス100gだけ!」

「それだけでクッキー作れるの? 

それなら私でも作れそう」

マナさんが言う

「それとオーブンあれば作れる?」

シノさんが聞いて来たのでそれに答える

「その通りです!」

「リスナーのみんなも作りたいって言ってるよ!」

コメントを見てくれている雫姉がリスナーの言葉を伝えてくれる

「本当!?そう言って貰えるのは嬉しいな 本当に簡単だから作って作って!」

「タルルちゃん、本当に嬉しそう! 可愛い」

「そうね、可愛い笑顔でドキドキしちゃう」

「キュンキュンする」

ナユタさん、マナさん、シノさんと続いて俺を見てコメントしてくる

「恥ずかしいのでそんなに見ないでください!」

「照れてる!可愛い!」

「照れてるわね、可愛らしい」

ナユタさんとマナさんが笑顔で言い

「タルル見てると萌え死ぬ可能性がある」

シノさんが顔を背けながら言う

「照れてるタルルは至高だって!」

そんなコメントが流れているのか!

「うっ、次は作り方教えますよ!」

俺は強引に次に進めることにした

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