第46話 人気Vtuber達による食レポ

3人が全問正解ということで3人全員がタルルの手料理を食べることのできる権利を得た

こうなることは予想していたので料理は3人分用意しておいて正解だった

「失礼します、タルルちゃんの手料理をお持ちしました!」

雫姉の声が聞こえてきた

「さあ、皆さん料理が届きましたので取りに来てください」

「タルルちゃんの手料理!」

「ナユたん落ち着いて、転んじゃうわよ?」

「1番は私」

「シノちゃん早すぎ!」

微笑ましい会話が聞こえてきてリスナー達も喜んでいる

「このお皿にご飯を盛ってこちらの

ルーをかけて召し上がって下さい!

私の妹の手料理は絶品ですから期待きてください!」

画面に見えていないのに雫姉のドヤ顔が思い浮かぶ

タルルの姉登場!? この声聞いた事あるんだが…

リスナー達は雫姉の声を聞き盛り上がっている

雫姉、正体隠す気がないよね?

3人がカレーの準備を終えて席に着く

「いい匂い」

シノさんが呟く

「もう食べていい!?タルルちゃんの手料理を早く食べたい!」

ナユタさんが叫ぶ

「ナユたん落ち着いて、スタッフさん、もう食べていいかしら?」

マナさんがナユタさんを落ち着かせながらスタッフに問う

「どうぞ召し上がって下さい」

「「「いただきます」」」

3人が食べ始める

みんなの口に合えばいいけど…

俺の心配をよそに3人が食レポを始める

「今まで食べてきたカレーとは違う

辛すぎず甘すぎず絶妙な味付けで

スプーンが進む おかわり」

シノさんが普段より高い声で言う

「実は私、カレー大好きで週3くらいカレーを食べるんだ」

ナユタさんが急にカミングアウトし始める

ナユタさんの口には合わなかったか?

「こんな美味しいカレー食べちゃったら!お店のじゃ満足出来なくなっちゃう!これはもう責任取ってもらうしかないね! おかわり!」

なんか怖い事言い始めたぞ

「カレーに入ってるお肉を口に入れると口の中で溶けるんだけど!それに野菜の旨味がルーに溶け込んでいてこれは美味しいとしか言えないわ」

流石マナさん、1人だけまともな

食レポをしている

みんな気に入ってくれたみたいで良かった

「ご馳走様、美味しいかった、タルルありがとう」

「タルルちゃん、ご馳走様でした

責任は取ってもらうから!」

「タルルちゃんご馳走様、タルルちゃんの女子力の高すぎて敵わないわ」

リスナー達が自分も食べたいと泣き喚く

「コラボありがとう、私はコラボ初めてだったけど楽しめた 2人は?」

「私も楽しかったよ!シノちゃんと仲良くなれたしタルルちゃんの手料理も食べれたし最高だった!」

「私も同じよ、もし次機会があれば、今度はタルルちゃん本人も来て欲しいわね」

「うん、機会があれば本人誘うね では今日はここで終わろうと思います、本日はVtuberシノと」

「Vtuberのナユタと」

「Vtuberのマナでお送りしました!」

「みんなバイバイ」

そして枠が終了した

面白い放送だったな

明日はナユタさんとマナさんとデートの予定である、どうしよう…

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