第37話 みんなにイジられるナユタさん

手紙とクッキーをVライバーのメンバーに配った日の夜の生放送を終えた俺の元に多くのメッセージが送られてきていた

マナさんがVライバーに所属しているVtuber全員参加のグループチャットを作ってくれていて未読メッセージが50件となっていた

内容を確認すると皆さん自己紹介とクッキーと手紙のお礼が書き込まれている

俺は急いでメッセージを書き込む

皆さんお疲れ様です 新人Vtuberの

立花ルルです、趣味は料理です!これからよろしくお願いします!

書き込むとすぐに多くのメンバーの人からメッセージが送られてくる

クッキーと手紙ありがとうね!

喜んでもらえて嬉しいです!また機会がありましたらお菓子を作って持っていきますね

とコメントすると皆さん大喜び

するとナユタさんがコメントした

「みんなタルルちゃんに迷惑をかけないでね!タルルちゃんは私が守るから安心して!」

それに続いてマナさんがコメントする

「美味しいクッキーありがとうね!

ナユたんは貰ったクッキーまだ食べてないらしいよ」

「そうなんですか?ナユタさん?」

「マナ!それは秘密だって!ち、違うのタルルちゃん!タルルちゃんからのプレゼントが嬉しすぎて勿体無くて食べれないの!」

そのコメントにシノさんが反応する

「タルルは自分が作ったものを美味しそうに食べてくれる人が好きって言ってた 食べないなんて嫌われちゃうね」

シノがコメントした!? 普段全くメッセージを送らないシノが…

シノさんは普段コメントしないらしい

シノさんのコメントにナユタさんは

「タルルちゃん私を嫌いにならないでーー 今すぐ食べるからこれからも仲良くしてよーー」

コメントだけで実際に泣きそうになってるナユタさんが想像できる

「そんなことで嫌いにならないですよ 食べたもらえたら嬉しいですけど」

「美味しいからすぐに完食しました」

ナユタさんがコメントと同時に空の袋の写真を送ってくる

空の袋の写真を送るってなんか怪しい

味は何味だった?

怪しまれるナユタさん

「え!?私怪しまれてるの!?味は

チョコとミルクだったよ!」

味は色みれば大体わかるし怪しい

「本当に食べたよ!信じてタルルちゃん!」

「はい、私はナユタさんを信じてますよ」

「みんな、ナユたんからかうのはそれぐらいにしてあげて」

マナさんのコメントに皆さん謝罪するのだった

ナユたん変わったね、明るくなって接しやすくなった

タルルちゃんと出会って変わったのかな?

「そうなの!タルルちゃんと出会ってから自分が変わったって自覚してる」

「ナユタさんはもともと魅力的です」

「タルルちゃん///」

てぇてぇなと皆さんにコメントされるのだった

Vライバーの人たちに受け入れられている、これからも頑張っていこう

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