第3章「君には侵略者を絶滅させてほしい」
夕飯を食べ終えたキナコは、香織に見送られて外の帳がおりた町に出た。
「気をつけていってらっしゃい」
手を振る香織に尻尾を振って、夜空の下を進んでいく。
暖かな家から出た途端、体を切り裂くような寒さが襲ってくるが、香織から受けた暖かさに護られて、身震いひとつしなかった。
キナコは活気あふれる朝の町も好きだが、夜の町も同じくらい好きだ。
特に寒さで空気が澄んだ夜半を独り占めできることが好きだった。
歩道を進みながら当たりに目を配る。人も猫も通らないが、トラブルも見当たらない。
家々から漏れる暖色系の灯りを見ていると、中にいる人達の談笑が聞こえてきそうだった。
ある家の駐車場を通り過ぎようとした時だった。カブトムシのような軽自動車の下を覗くと一匹の猫がいる。
毛は埃まみれで、警戒した眼差しを向けてくる。この町に来たばかりなのかもしれない。
キナコはどうしてそこにいるのと聞くと、寒かったらとぶっきらぼうに答えた。
やはり香箱町に来たばかりで、キナコの事も知らないようだ。
ふと、香織と会う前の自分を思い出す。
初めて会った時もこんな刺すように睨んでいたのかと。
キナコは警戒させないように、一定の距離を開けたまま、柔らかい口調でひなたぼっこ隣にあるスイートホームという猫カフェを教える。
車の下の猫はどうもと告げると目を閉じたので、それ以上深追いせずに車から離れた。
この町の人は、車を発進させる前に猫がいないか気を配ることを知っている。
それにキナコを見つめていた目に警戒の色は消え安堵の色が伺えていた。
以前はカラスや蛇が物陰に潜んで襲いかかってきた。
だが、キナコ、そしてシラタマがこの町に来てから、悪事を働く者はほぼいなくなっていた。
だからパトロールというよりも、食べて弛みがちになった体を引き締める為の散歩になっている。
本当ならシラタマもパトロールをさせたいのだが、彼は彼で引っ込み思案のため単独で中々出歩かない。
あまり強く言いすぎて何もしなくなってしまっては本末転倒なので、シラタマに任せている。
本音はもっと積極的に行動してほしいとは思っているが。
塀の上から屋根に軽々と飛び移り、夜空を見上げる。
漆黒のカーテンに無数の金平糖が煌めき、満月は今にも落ちてきそうなほど大きく、お煎餅のような月の表面まで肉眼で確認できるほどだった。
月の兎に目を奪われていると、無数のゴマ粒が横切っていく。
それは鳥の群れだった。いくら夜とはいえ群れになって飛んでいくのは違和感を感じる。
どこから飛び立っていくのか確認すると、町外れの山からだ。
月明かりの下とはいえ山は油性マジックで塗りつぶされたように暗い。
腹を空かした野生の獣か、それとも人間が悪戯で鳥を脅かしたのか、町からでは判断がつかない。
ちょっと遅くなるけれど様子を見に行ってみよう。
香織には怒られてしまうけれど、万が一何かあったら……そう香織に何かあってはいけない。
キナコは屋根から飛び降り、山の方へ向かう。
町唯一のショッピングセンターの光に照らされながら屋根伝いに歩いていると、家と家の間の薄暗い道を歩く小柄な人影が目についた。
夜に出歩いている人を確かめるため、そちらに近づいていくと、すすり泣く声を捉えた耳が小刻みに動く。
塀の上に着地すると『何してるの』と短く鳴く。
「あっ猫だ」
何度も手で擦ったのか目の周りを真っ赤にした男の子は鼻を啜ると、キナコに夢中のようでしきりに「猫、猫!」と興奮した様子だ。
キナコは山の方が気になったが、無下に扱うわけにもいかず、街灯の下に降りて男の子を見上げた。
そこで何かに気づいたのか、男の子は目を大きく見開いた。
「キナコ? キナコだよね」
名前を呼ばれ首を縦に動かす。
泣いていた事をすっかり忘れたのか、男の子は恐れを知らない無邪気さで手を伸ばしてきた。
キナコは身を引くこともできずに、顔に手が触れる。
触れる寸前、指とヒゲの隙間を埋めるように、髪より細い雷が走り、電灯のスイッチを押したような音がキナコの耳に届いた。
すぐに手から離れるが、時すでに遅く、男の子は自分に何が起きたか分からない様子で手を見ていた。
その光景を見たキナコの脳裏に昔の記憶が呼び起こされる。
キナコは静電気が溜まりやすい体質なのが災いし栄養不足で小柄な猫だった。
母からお乳を貰おうとしても静電気が発生してしまい、周りの兄妹だけでなく母からも近づくことを拒絶されてしまう。
キナコは親兄弟を恨むことをせず、
鼻つまみ者と罵られながらも、単独で食べ物を確保する方法を身につけ、群れずに生きてきた。
それでも他の猫が困っている事を見過ごせないキナコは自分が怪我するのも構わずに、手助けしながら放浪を続け遂に香箱町にたどり着いたのだった。
「––キナコ」
名前を呼ばれて過去の記憶から呼び戻される。視界を埋め尽くすように男の子が近づいてきていた。
両手が伸びてきて逃げようとするも、夜空に輝く満月のような無垢な瞳に射すくめられて動けなかった。
予想した通り、毛先から雷が放たれる。
男の子は自らの掌に視線を注ぐ。
キョトンとした顔で手を見ていた少年は固まってしまった。
キナコがどうしたらいいのか判断に迷っていると、雲が晴れた月のように男の子の瞳がいっそう輝きを増した。
「すごい。本物だ!」
口調は明らかに興奮の熱を帯びているが、怒りの炎ではなく、喜びの吐息を感じさせた。
「キナコの力! 僕ヒーローのスーパーパワーに触っちゃった!」
男の子は白い息を吐きながら、明日友達に自慢しなきゃと、興奮した様子だ。
「そうだ変身してよ。ヒーローになった姿見たい!」
キナコは迷う。今までは悪人を懲らしめたり、イベントの依頼など必要な時しか変身していない。
香織にも以前言われた『必要な時以外は変身しない』と。
しかし、目の前の男の子の純粋なリクエストに応えることも『必要な時』なのではないか。
香織がここにいれば聞いてみることもできたのだが、あいにく相談できる相手はいない。
男の子の涙を浮かべた瞳を見た時、キナコの心は決断を下した。
キナコは踵を返すと、塀に登って男の子から離れ、再度踵を返して走り出し全身に雷を纏う。
最高潮まで溜まった雷を解放すると同時に、塀からジャンプ。
光に包まれた身体は着地の直前に変身を完了していた。
男の子を見下ろすと目の前の光景を忘れまいとしているように瞬き一つしない瞳が見上げてきた。
「カッコいい……」
黒曜石の瞳にキナコの姿が反射する。
落ち着いた男の子に事情を聞く為に、目線を合わせてしゃがむ。
男の子に右手の五指を並べた指先を向けてから、左手の人差し指を立てて首を傾ける。
男の子はジェスチャーを理解するように、首を左右に傾けていたが、何を質問されているか分かったのか大きく頷いた。
「うん。今からお家に帰るところ……でも僕のお家なのにどっちに行ったらいいか分からなくなっちゃったの」
孤独と不安を思い出したのか目尻に涙が溜まっていく。
キナコは男の子を指さしてから、男の子より大きな人の形を両手で二つ作って首を傾けた。
「パパとママなんて知らない! 僕のほしいおもちゃ買ってくれないんだもん!」
怒った口調で謎が解けた。どうやら喧嘩して一人で家に帰ろうとして、迷子になったようだ。
このまま置いていくわけにはいかない。
山の方は後回しにして、男の子を両親と会わせる事を優先する。
また両親の形を作り、その二人を指差して首を傾ける。
「あっち」
男の子の指差した先は無数の家に阻まれ、よく分からない。
「うー。そうだ抱っこして空飛んでよ。そしたら場所わかるよ」
男の子の名案を受け入れたキナコは男の子を抱き上げて跳躍。
子供一人を抱えても、なんの問題もなく五階建てのビルほどの高さまで飛び上がる。
男の子は怖がる事なく、この状況を楽しんでいるようだ。
「あっ、あそこ」
手近な屋根の上に音もなく着地すると、キナコは男の子が指差した建物を確認のために指さす。
「うん。あそこで買い物してたんだよ。そしたら「だめ、買いません」って、パパもママも自分の欲しいのいっぱい買ってるのに」
母親の口調を真似る男の子が指差したのは、夜でも眩しいくらいの明かりを放つショッピングセンターだった。
場所は分かった。屋根の上から降りると、抱っこしていた男の子を降ろす。
「パパとママのところに行くの?」
頷くと、男の子は首が外れるほどの勢いで左右に振る。
「やだやだ。僕お家に帰る。一人で帰るの!」
駄々をこねる男の子に納得してもらうために、気づかれないよう後ろ手に電気を溜める。
まずはショッピングセンターの方を指差し、眩い明るさを印象付けさせると同時に、街灯の一つに手を触れた。
両親がいる方を見ていた男の子がコップが割れたような音に振り向く。
キナコの背後の道は、濃厚な闇に覆われていた。その先が自分が行く道だと気づき、身を引く。
キナコはそれを見てから、今度は暗闇を指さす。
男の子は逡巡するように首を左右に動かし、何かを決心したのか頭を下げる。
「……パパとママのところに行く」
キナコが手を伸ばすと、男の子はしっかりと手を握り、一緒に歩く。
復活した街灯によって、背後の道でとぐろを巻いていた闇はすっかり払われていた。
いつの間にか猫の姿になったキナコは、男の子に抱かれていた。
その理由は男の子の一言だ。
「ねえ、キナコの手冷たい」
ちょっとショックだった。キナコの身体は夜の気温を浴びて冷え切り、男の子の手が凍えてしまったようだ。
キナコが変身を解除して先導しようとすると、男の子の口からこんな言葉が出てきた。
「ねえ、抱っこしたい」
キナコは一瞬固まったが、了承して男の子に身を任せる。
「暖か〜い」
フカフカのクッションに顔を埋めるように頬擦りする男の子に苦笑しながらも、道案内は忘れない。
「僕ね。この町に引っ越してきたばっかりなんだよ。初めて君を見た時から会いたくて、ママに頼んで引っ越してきたんだー」
歩きながら話しているが、疲れを全く感じさせない足取りだ。
「僕、猫アレルギーがあって最初は反対されたんだ。でも、もっといい子になるって約束して、こっちに来たんだよ。そしたらアレルギーも消えちゃうし、こうしてキナコにも会えたし。ねえ僕もヒーローになれるかな。そうだ! 今度変身の仕方教えてね」
ごめんね。変身の仕方は教えられないの。
心の中で謝るキナコは肉球を触られて、されるがままになっていた。
「春人? 春人!」
ショッピングセンターの方角から歩いてきた二人の男女の内、女性の方が駆け寄ってきた。
「ママ! パパ!」
どうやら男の子の両親のようで母親は春人と呼んだ男の子を抱きしめる。
春人は母親に怪我はないか確かめられている間、どういう顔をしたらいいか迷っているようだった。
「怪我はないみたいね。この猫ちゃんは?」
「キナコだよ。この町のヒーローの」
「ええっ。本物なの」
「うん。ねえキナコ」
キナコは返事の代わりに短く鳴いた。
「まあキナコと出会えたのね。パパ。キナコさんが助けてくれたみたい」
父親がキナコに頭を下げた。
「ありがとうございました。息子が店にいると思って探していたのですが、ついさっき外に出たことを知ったところだったんです。春人ごめんな」
父親と一緒に母親も陳謝する。
「僕が悪かったんだ。ヒーローだったらパパとママを悲しませるようなことなんてしないもん。ね、キナコ」
キナコはそうねと伝えるために春人の目を見た。
「帰ろうか春人」
父親が伸ばした手を見て、キナコは飛び降りる。
「息子を見つけてくれてありがとうございました」
母親はキナコの頭を撫でると、春人と手を繋いだ。
「キナコありがとう! またひなたぼっこ行くからね!」
春人と両親の背中が夜の住宅街に消えるまで見送ってから、山の様子を見に行くことを思い出す。
山を素早く移動するために屋根に登ったところで、サイレンの音を捉えた。
救急車の赤いライトが町を血まみれにしていく様は、見るものを不安にさせる。
更に一台ならまだしも、二台三台と救急車がサイレンを鳴らして走り、耳鳴りのようにサイレンの音がこびりつた。
どの救急車も同じ方角へ向かっていく。
その方向にはショッピングセンターがあった。あの親子が買い物をしていたというショッピングセンターが。
あの笑顔が恐怖に包まれるのを想像した途端、居ても立っても居られなくなった。
何もないのは分かっているけれど、様子を見に行こう。
キナコは山から春人達にフォーカスを合わせ、一目散に駆け出した。
ソレは宇宙から降りてきた。
生き物を寄せ付けない宇宙線も、燃え尽きてしまうほどの摩擦熱もものともせず、獲物が滞在する星に降り立つ。
大気の海を切り裂き、重力の重りを感じさせずに山の頂上に着陸した。
速度を制御したので、木は一本も折れず、山肌は抉れることはなかったが、臆病な鳥達が空に飛び上がってしまった。
自分の脅威にはならないので放っておき、この星の環境に適応した身体を作り出す。
虫や獣が遠巻きに観察していることは分かっていたが、無視して体を作ることを優先させる。
無事に作り終えると、山の上空に飛び上がり滞空して街並みを眺める。
獲物と同じ人間をたくさん感知すると、高度を維持したまま町を進む。
獲物を探してもいいが、これだけ沢山の人間がいる事を知り、まずは前菜を楽しむ事に決めた。
勢いよく降りようとするも踏みとどまる。
冷えた気温の中を出歩いている人間が多い。
夜だからといって派手な活動は控えた方がいいと判断。
しかし、楽しみをお預けされると、却って我慢できなくなるもの。
ソレは首を巡らせ、ある場所に目をつけた。町の中で一際大きく明るく輝く建造物。中には沢山の餌が蠢いている。
まるでオードブルを山盛りにした器のようだ。
踊り食いを前にして、ゆっくりと目的の建物に降りていく。
レッヘンと書かれた看板に降り立つと、侵入口を探すが、主要な出入り口は明るく人間達も行き交っている。
一つ見つけた。獲物一匹が通れるくらいの大きさだ。点検を怠っているのか、弱々しく明滅を繰り返した電灯があるだけ。
中に入ろうとしたところ、扉が内側から開く。出てきたのは皺だらけで痩せぎすの人間。
監視していると、こちらに背中を向けて煙草を取り出した。火をつけ紫煙を吸う事に夢中で自分が狙われている事に気づいた様子はない。
歯応えは無さそうだが、この星の人間がどんな反応をするのか見てみたくなった。
後ろから音もなく近づくと真後ろに立ったところで、わざと音を立てる。
皺だらけの人間は振り返ると、目の前の存在を信じられないような面持ちで固まり、煙草の火が指に当たっても気づいていないようだった。
ショッピングセンターに侵入すると、店内を監視している防犯カメラを破壊しながら通路を進み、映画館のフロアに侵入した。
ここは全体的に薄暗く、闇に姿を紛らわせるには絶好の場所だった。
見つからないように進み、手近な劇場に入っていく。
六十席ほどの椅子を埋めている人間は十匹で、皆前方の大きなスクリーンに集中していた。
まだ貴方の見たことがないマニアック映画祭という企画で上映されているホラー映画だった。
企画のタイトル通り、迷作ばかりが名を連ねており、上映中の一本も知る人ぞ知る名作である。
主人公の女子大生が蛇の化物に襲われ逃げ続ける内容で、オープニングの五分が終わったら、後はノンストップの逃走劇が続くだけというシンプルな映画だった。
しかし、主役を務めた女優が今をときめく大女優な事と、最後までダレることのないスピーディーな展開の八十分で、ポップコーン片手に観るには最適の一本だった。
劇場内では、飲食する音とヘビメタ調のBGMが大音量で鳴り響き、ソレが近づいている事に気づく人間はいなかった。
確実に一人ずつ静かに毒牙にかけていく。観客達は突然睡魔に襲われたように頭が折れ、持っていたポップコーンが床に散らばる。
八人目の命を奪ったところで、持っていたジュースが零れ落ち、最前列の人間の靴を濡らす。
最後の人間は悲鳴を上げたが、映画のヒロインが怪物に襲われる悲鳴と重なり、周囲が館内の異変に気づく事はなかった。
劇場という狩場で満足できなくなったソレは映画館を後にすると、電源室を見つけ内部の機械を破壊。
ショッピングセンター内部全体が視界が全く効かない闇に包まれた。
笑顔に溢れていたセンター全体が阿鼻叫喚の坩堝と化す。
非常電源がつくまでの数分間、主催した殺戮の宴を心の赴くまま楽しんだ。
キナコは春人達の姿を確かめる為に走っていた。走っている間もサイレンの音が瘡蓋のように耳にこびりついて離れない。
脳内でその音が再生される度に、心が荊で締め付けられる。
飛び込んできた光景に目を奪われ、足がもつれて転んだ。転んでもなお、杭で打ち付けられたように道路のある一点から目が離せなくなる。
道の真ん中で三つの人影が倒れていた。
今すぐ背中を向けて逃げ出したい。あの暖かいひだまりで体を温めたかった。
それでも確認しなくてはならない。これは自分に課せられた使命のように感じていた。
恐る恐る近づくと、成人の男女の真ん中に小柄な人影。
みんな背後から襲われたのか、うつ伏せに倒れている。
キナコは真っ先に小柄な人影の側により道路に突っ伏した顔を確認する。
それは紛れもなく、先程迷子で両親と無事仲直りできた春人だった。
春人は自分に何が起きたか分かっていないのだろう笑顔のまま事きれている。
分かってはいるが、直接触れて確かめられずにはいられない。
前足で春人の頬に触ると、まだ柔らかさを感じるものの、その内側から温もりが徐々に失っていくのが肉球を通してはっきりと伝わってきた。
春人の目から一粒の涙が溢れていることに気づき、そっと舐めとった。
微かな物音を感じ取りそちらの方を見ると、街灯と街灯の僅かな隙間の暗闇に何かの気配を感じる。
近づこうとすると、すぐに気配を消し、何処にいるか分からなくなってしまった。
キナコは自分の心の中を渦巻く感情をどう扱えばいいか分からず、塀に力任せに頭をぶつけると、香織に助けを求めるために走り出す。
通り過ぎた後には、点々と透明な水滴と赤い水滴が落ちていく。
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