233 未来にならないと分からない
こんにちは。
味覚障害ですが、どうやら順調に良くなっているようです。
一昨日の夜に、ちょっとだけアレ?感じるところがあって、昨日はかなりマシになったと実感していました。グラデーションで良くなるんじゃなくて、階段状で良くなるみたいですね。もしかしたら咳のお薬の中のどれかが……抗生物質も飲んでいるし、そういうのが効いている可能性もありますが。
こればっかりは分からない。全部結果ありきの話になってしまいます。
ところで、岸田さんがコロナかかったのだとか。
ここの所、ワクチン反対思想の知り合いがSNSのタイムラインで、ワクチンを打っているのにコロナ患者の数が爆発的に増えている事などを取り上げて、「それ見た事か」と持論を話しているのだけれど。
一応彼は、冷静で常識的な行動を取る人なので、ワクチン反対を押し付けたり、過激な活動をしたり、ワクチンを打った人を攻撃するような人では無いのだけど、パンデミックの初期から政府の動きやワクチンや色んなことに疑念を持って、世間が右向け右状態で盲目的に政府の言う通りの行動を取る事を指摘し続けていました。細々と警鐘を鳴らすと言うか。
言いたい事は分かるんですよ。
まだmRNAワクチンの安全性も、従来のワクチンだったとしても、それを打った何十年後や、子供や孫世代、または、世界の中で何が変わり何が変わらないかを誰も知らないのだから。理論上 遺伝子には影響を与えないとされていたとしても、それは今の常識だから新しい常識が発見される未来があるのかもしれない。
もしかしたら何の役にも立っていないと分かる未来も、無いとは言い切れない。
だとしてもワクチンを打ったのに爆発的に患者が増えている現状は誰も責められない。だって、ワクチンを打たなかった世界をだれも知らないのだから。
ただ今の時点で最善だと思う方法を、頭のいい人たちが考え生み出した道を信じるしかない。
今までの歴史で、天然痘やペスト、インフルエンザ、結核だってそうだったはず。未来だから分かっているだけで。
彼は真面目で善良な人なんだけど、言っても仕方がないのになぁと。一応、筋は通っているんですよ。ワクチンが意味ないとか、何かしらの利権や陰謀が隠れて入るという前提で話を進めるなら。
でもワクチンは意味がある(その上での利権などは渦巻いているのかもしれないですが)という事を一応は前提として世の中は進んでいる訳で。目に見えて成果があった期間も存在したし。今、どれ程の役目を果たせているかは、未来にならないと分からない。
色んな考えの人がいるから、人間は発展し続けることが出来たのだけれど、今回はパンデミックという共通項があるから、国民性、宗教や優先する事の違い、楽観的だったり悲観的だったり、とことん懐疑的など、思考パターンの違いの「落差」が今まで以上に浮き彫りになっているんだなぁと思う。
生きているといろんな事があって当然だけど、私たちは人類にとってのすごく大きな節目に生きているんだなぁと実感する。
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