231 お薬と眩暈
こんにちは。
病院へ行ってきました。近所の内科です。
昼間は漢方で咳はかなりマシになっているものの、夜になると体力が無くなっているのか、どうしても集中して咳が出てしまって。寝ないと喉が修復されないのに、眠れない。そして咳で吐いてしまう。
発熱してから二週間以上経っているので、コロナは完全に抜けきっているのに咳だけが残っている。これは喉の傷を治すことが根治なのだろうと、ステロイドを貰いに行ったのです。
とは言っても、私は医者でも薬剤師でもないので、症状を話してお医者さんの指示に従いますが。
今はネットであれこれと調べることが出来る時代だから、自分の思った診断がされないと口を挟む患者がいて大変だろうなぁ~と思う。……まだ咳ぜんそく(この呼び方、本当はぜんそくでは無いから嫌いだけど)が浸透していなかった時は、頼りないお医者さんにイライラはしたけれど……呼吸器系が専門なら、勉強会に行ってくれよと思ったものだった。今は言わなくても分かってくれるお医者さんが増えたと思うけれど。
私は数年に一度は咳が止まらなくて近所の内科へ行くしカルテも残っているから、お医者さんは分かってくれていると思っているのだけれど……。
お医者さんに限らず、他でも発生する事例なんだけど、何が言いたいのか分かっているにもかかわらず、気に入らない言い方だった時に意味が分からないような反応をする人なんなの。
「今月4日に発熱しまして、コロナだったと思うのですが、咳だけが残ってしまいました」と言うと「咳だけが残る?」と。いや、分かるやん。「高熱も引いたし鼻水も出ないし、コロナの症状の症状らしいものは治りましたが、咳だけがまだ続いています」と言えば良かったのだろうか?
その前に受付で「咳が出る」と言う症状などを話していて、伝わっているのに。
それに診察の最後に「味覚障害が残っているのですが、これはどうにもならないですよね?」というと「それはぁ……」とちょっと笑われ「でも出ない人もいるんでしょ?」と。そりゃそうだけど、私は出ているんだよ。「何を食べても塩辛いのです。弟は出なかったですが、母親と私は味覚障害が残っています」と言ったら「どうしようもないねぇ~」と。はいはい、分かってましたよ。なんなの?他に相談する患者さんって今まで居なかったの?逆にコロナあるあるで応対が邪魔くさかったんだろうか。
でもまぁ咳のお薬は、アレルギーっぽい感じもあると判断されて、アレルギー系のお薬も痰切りや粘膜強化系や殺菌・タンパク質合成阻止系、抗生物質、思い付く限りの咳のお薬を出してくれた。私もアレルギーっぽいものも感じていたから納得です。もちろんステロイドの吸引も出してもらった。(これだけは出来れば処方してもらえたら嬉しいですと言ったけど)
帰宅して、とりあえずステロイドの吸引と、
そうしたらそれ以降、すっごい眩暈と眠気で。とにかく眩暈がすごい。
最初はまた天候が崩れるから、三半規管が気圧で馬鹿になっているのかな?と耳をめちゃくちゃマッサージしたのだけど、全く効果が無くて(雨雲レーダー見ても天気の崩れはなさそうだったし)、もしかしてメニエール病?と思うくらい。メニエールは私の周りで発病した人が結構いるので、身近な病気なんです。
マグカップにお茶を注ぎにキッチンに行きたいのに、まず立ち上がれなくて。もし行ったとしてもなみなみに注いだお茶を運ぶのは無理だったでしょう。
無理して転んだら、たった一回の判断ミスで骨を折ったりしたら嫌なので安静にしていました。靴擦れの法則ですね。たった一回合わない靴を履くだけで傷だけにとどまらず、ひざや腰や色んな所が悪くなるやつ。
お薬くらいしか考えられないので副作用を調べたら、案の定眩暈が書いてあったのできっとそれでしょうね。もしかして一錠なのに二錠飲んでしまったとかかな?と思ったけれど、量は間違っていなかった。頓服だから飲まなくてもいいわけだし、これは飲まない方向がいいかなぁ~と。もし飲むなら寝る前ですね。
ただステロイドはめちゃくちゃ効いています。今回、お薬の種類が多くて、あらゆる方向から咳を止めている感じがします。なんていうか……手堅いと言うか、○○レンジャー感があると言うか。
しかし何重にも保険がかかって手堅い分だけ、喉がモヤモヤっと重い。もうそれは治るまでの辛抱ですね。
漢方の場合は、咳が出ないように根回しをしながら「よしよし」となだめてくれている感じでしたが、処方薬はお役所仕事的に、あちこちに法的な手続きで業務停止や差し押さえをしまくっている感じです。そしてめちゃくちゃ眠たい。市販薬は眠くならない事をお薬の売りにしているので重要なポイントになっていますが、処方薬はとにかく目的は症状を抑えて治す事なので、気にしていないのでしょう。
何も手につかない眠気が……頭がぼーッとして……
それでも夜は、昼間が眩暈で何もできなかったので、がんばってトルソーに着せたコートにあれこれとアレンジをして型紙を作りました。
昨日この作業の為に、立って待ち針を打つ用の腕につけるタイプの針山が必要だなと作ったのですが、眩暈で使う機会が無くなってしまったかと思ってしまいました……役に立ってよかった。
そういえば、五虎湯から竹じょ温胆湯への乗り換えは、乗り換えの期間がある程度必要だった感じで、ちゃんと飲んでいると、根本から治そうとしてくれている感じがありました。竹じょ温胆湯の名誉のために書いておきますね(笑)
ただ、湿度の高い咳には五虎湯の方が即効性がありそうです。乾いた咳には麦門冬湯が本当によく効きます。
夜に眠れないほどの咳だったり、咳で吐いても咳が出続けるような咳にはステロイド(シムビコート)が必要ですね。私の経験上。
終わらない咳に困った時は、判断材料の一つに加えてください。
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