応援コメント

第4話」への応援コメント

  • どうも! こちらでは初めてのコメントですね、久々にコメントに来ました!

    いやー、うろ覚えの部分が多かったので1話から読み直してきました。一行の注目の先にある『助けて』の作品。柊先生も少なからず関わっているようですね。そして次第に明らかになった『遊びで踏み込んでよい領域ではない』という事態の深刻さ。続きが楽しみです。

    また、雪奈の悪夢と度重なる自傷行為。まず、悪夢に関しては夢の中で既に1名殺害していたり、聞き知った声など今後の伏線を匂わせるものが多いですね。次に自傷行為は彼女にとっては死に近付くということではなく、意識を現実に引き戻す一種の儀式になっているのでしょうか。そして彼女の夢の『助けて』の主との問答。どこか彼女自身に当てはまる部分が多かったですね。普段からのどっちつかずの両者を肯定した考えは裏を返せば曖昧さや主張のなさといったものや変化の拒絶を孕んでいるのかもしれませんね。

    そして、悪夢を絵画にした作品や彼女の哲学。近況ノートの方も拝見しましたが、読者へのメッセージであったり一種の問題提起という側面があるのかなと感じました。長文失礼しました。それでは、また来ます!

    作者からの返信

    お久しぶりです。

    『遊びで踏み込んでよい領域ではない』って言葉、どれほどの重さを帯びるかは人によりけりかと思いますが、誰だって少しは嫌な感情を与えるものだから、柊先生はそう言ったのでしょうね。

    雪奈の悪夢はどう捉えるかによって重みが変わるのですが、イモさんはそう考察なされたのですね、面白いです。

    最後に、この小説に含まれる意味合いというのは読み手にある程度ゆだねるつもりではいます。ただ、私の思う答えというのはどこかに入れるつもりです。然し、それだけだとつまらないので、シナリオとしてもかなり凝った作りにしているので、お楽しみください。