第107話 覇王妃さまのお昼の情事?(10)

 遠目から、虞美人草にも劣らないぐらい妖艶、官能的な、ダークエルフの美しい覇王妃さまを凝視していたらね。


 う~ん、それにしても? 可笑しい。可笑しいな?



 何故覇王妃さまは? 今のこのお時間……。御昼に籍がいないことを承知の上で部屋へと現れ、訪れて。こんなにも、不快! 不満! を募らすのだろうか?



 そのこと自体が可笑しい。不思議でならない。と、思ったところで?



 う~ん、もしかして、覇王妃さまは? 昨晩籍から。今日はハイスクールの方を早退──。早く帰宅の途につくから。待っているようにと告げられたのだろうか?



 だから覇王妃さまは、こんなにも不快感や不満を募らせているのだろうか?



 まあ、こんなことを色々と思案をしながら。もう少し彼女──。優艶、艶やかな覇王妃さまの容姿、肢体を上から下へと舐めるように観察してみることにするからね。



 ◇◇◇◇◇

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