詩 初日の出そして新年
仲仁へび(旧:離久)
第1話
穴があいたから 足りない物を埋めていこう
欠けてヒビが入ったから その隙間をなくしていこう
太陽が笑うその瞬間に 世界中の人達が笑えば
普通に明るくなるよりも もっと
この世界は 明るくなれるはず
月が泣いていても 星が寄り添うように
完璧な夜闇が存在しないように
この世界は定期的に暗闇に包まれて 明ける
どこかで誰かが泣いてても
どこかで誰かが笑っていても
例えば足音が一つ消えたとして
何かが一つ増えるなら
喜んで命を捧げるだろうか
例えば誰かの涙が一つなくなるとして
何かが一つ生きられるなら
喜んで人生を捧げるだろうか
愛も憎も紙一重の世界で生き続けている
心あるもの 矛盾だらけの生命さ
詩 初日の出そして新年 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032
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