結果は一年後
「あ、昨日の夜、寝る前に瞑想しました」
『有言実行だね、良いと思うよ。それで、どうだった?』
「気付いたら寝てました」
一歩目なんてそんなもんよ。
『じゃあ次のワークは、一年後の自分が言っていたい言葉を今から毎日言う』
「あ、聞いたことあります。今から一年後なんで、ざっくり言うと2022年の年末か、2023年の年始あたりですね」
『なんて言おうと思う?』
「んー、ちょっと今から考えます。内容を色濃く、けれど自分が覚えられる程度の長さの文章にしようと思ってます」
2022年の年末に一年間を振り返っている自分が、何に幸せを感じていたら嬉しいのか。
「今年は、理想の男性と出会いました。これですね。最高です。指には婚約指輪をはめていて、隣には彼がいます。一緒に年末の特番を見て、それからジャニーズのカウントダウンを見ます。これは私の恒例行事なので絶対に見ます。かけ流しでも良いんですけど、それを見ないと年越しをした感じがしないんです」
まぁ、その話は置いておいて。
『じゃあ、その続きは?』
「彼と一緒に生きていくことになって、すごく世界が変わった。好転した。ですね。あとは、素敵な一年だった、とか。願っていたことが簡単に叶ったとか。言いたい言葉を考えるのって楽しいですね」
『その楽しさが大事だね』
結論。
今年は理想の男性と出会い、一緒に生きていくことになって、すごく世界が変わりました。今まで願っていたたくさんのことが簡単に叶って、とても素敵な一年でした。
ありがとう。これからもよろしくね。
「最後の方の言葉は彼や家族に対して言いたい言葉でもありますね」
『言いたい、じゃなくて』
絶対に言う!
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