こんばんは。
華麗なワルツ。
はじめて、白金の婚約者殿を、輝かせるための行動ができたかな。
……今までも、ニッケル王子は、ニッケル王子なりの考えがあって行動していた。空振りは多かったけど。
いつもと違うニッケル王子に、ナーハルテ令嬢は、
「……最後? 何を仰いますの?」
と不思議そうにする。
……これが、お別れなんだよ。
口には出せないけど。
……異世界の地からもきっと、俺は願うよ。
最後の言葉が、胸にしみました。
作者からの返信
加須 千花様、こんばんは。
空振りは多かったけど。
お優しいお言葉をありがとうございます。
理想の王子様ではないけれど、ちゃんと自分を見てくれていた婚約者に礼儀を尽くしたニッケル第三王子殿下。
加須 千花様からの応援は旅立ちの花束となることでしょう。
ご感想、本当にありがとうございます。
豆ははこさま
こんにちは。
ニッケル王子、白金のナーハルテさまを本当に敬愛されていたんですよね。これまではっきりと口に出すこともなく、無能な婚約者としてただ脇に控えていただけかもしれませんが。
大事な人に自分の思いをはっきり告げることもできず、自分のこれからの運命を明かすこともできず、旅立たねばならないニッケル王子の心中を想うと、苦しくなりますね。
きっともっと感情をぶつけたいことだってあるでしょうに、そうはしないところがやはり王子としての品格のように思えます。異世界でもその凛々しさを忘れないでいて欲しいです。
作者からの返信
王子としての品格。
ニッケル第三王子の王子としての矜持をご推察頂けましたこと、厚く御礼を申し上げます。
異世界でも王子らしい凜々しさをお見せできましたらと思います。
異世界生活を満喫するところが目立つかも知れませんが、初代国王陛下のいらした世界、血族の皆様(転移した主人公の肉体も)への敬意を示しながらいきいきと過ごす姿をご覧頂けると存じます。
ご感想、本当にありがとうございます!