このエッセイは、タイトルの通り猫を保護したお話です。
作者さんは8月のある日、3万円を手に手芸店を訪れていました。
その3万円は、とあるコンテストで特別賞をもらったときの賞金。作者さんは、手芸をされるようで、いいミシンを買おうとしていたのです。
ですが、手芸店の前にやってくると、駐車場から猫の鳴き声がします。
もし、のんびりとした声だったら気に留めなかったようですが、その鳴き方が普通ではなかったのです。
どこか必死に助けを求めているような声。
作者さんが、声を頼りに猫を探すと、どうやら駐車場に停めてある車のボンネットのなかからするのが分かります。
作者さんが声を掛けるものの、一向に出てこない猫。あとから車の持ち主が来て事情を説明するのですが、その方は作者さんに猫のことを託してしまい、自分は別の用事に行ってしまうのです。
さて、残された作者さんはどうするのでしょうか。
この作品を読むと、「猫を助ける」ということはどういうことなのか、助けた後にどんなことが待っているのかについて、知ることができると思います。
猫のことが好きな方や関心のある方は、きっと興味を持てると思います。
気になった方は読んでみてはいかがでしょうか。