the second part
1 沙織の真実
浩二は、老婆に教えられた通りニ差路では、右側の道を選んだ。結果的に、昨夜の選択は間違ってはいなかったのである。
道路に積もっていた雪も、今はすっかり解けた様子で残ってはいない。レンジローバーで走り続けたが、今朝は何の問題も起こらず気が付くと村松街道を走っていた。
昨晩、雪の中であったとはいえ、なぜあれ程までに道に迷い、デジャヴのように同じ行動を繰り返してしまったのかが理解出来ないのである。脇道に入り、民家で一泊の恩義を受けたのは事実である。温かいお茶を飲み、そして温かい風呂に入ったのも、間違いもなく事実として記憶に残っているのだ。
しかし、床に入ってからの記憶は定かではない。あれは、美しい女を見てしまったゆえの男の夢想ではないのか? 男であれば、ありそうな話ではある。
それならば朝、沙織の姿が見えなかったことの説明がつかないのだ。もし、あの女が沙織であるとしたなら、無理やり抱いたことで怒らせてしまったのか?
いや、あれは、わざわざ女の方から抱かれに来たと考える方が自然である気がした。
今日の午後には、佳世に会えるのだ。浩二は、忘れることが一番の解決方法であると答えを出していた。
通過予定の加茂市街に難なく入ることが出来た。道は間違ってはいなかったのだ。
いたって、どこにでもありそうな地方の市街地を抜けると、隣の三条市まではわずかな距離を残すのみである。
目指す三条織物は、本町一丁目すなわち三条市街の中心に位置していた。道路には雪はなく、融雪剤の名残りが路面を赤茶色に染めている。
三条織物は、二階建ての古い木造の社屋であったが、かつての繁栄を忍ばせる歴史的建造物であった。
浅井専務が、玄関先で待っていた。
「おはようございます。笹本部長自らおいで頂きまして、本当に申し訳ありません」
「いいえ、こちらこそ無理なお願いをしてしまって・・・」
「旅館の方は、ゆっくりおやすみ出来ましたか? お声を掛けて頂ければ、お付き合いをする予定でいたのですが・・・」
「いえいえ、それには及びませんでしたよ。ところで見本の方は・・・」
浩二は、話題を避けるように促した。
「では、応接間の方で・・・」
浅井に先導される形で、建物の中に入ると応接間に通された。昭和初期の洋間の雰囲気がそのまま残されている。
「こちらが見本です。指示通り良く仕上がっていると思いますが・・・」
浩二は、見本を手にすると注意深く目を通した。
「良いですね。美月チーフの狙い通りだと思いますよ。ありがとうございます」
「よかった、『デューン』の美月チーフには、よろしくお伝えください」
「分かりました。伝えておきますので・・・」
浩二は、雑談を交えて30分ほど過ごすと、その場を早々に後にすることにした。時間が惜しいのである。レンジローバーに乗り込むと、さも急に思い出したかのように、気になったいたことを浅井に聞いた。
大して深い意味があった訳ではないが、沙織の言葉が何故か気になっていたのだ。
「そうそう、浅井専務。以前、後藤沙織さんがこちらに勤めていたとお聞きしたのですが、後藤さんをご存じですか?」
「後藤沙織ですか・・・? 何か笹本部長とご関係が・・・」
「いいえ、たまたま昨日五泉市で後藤さんと会い、三条への道を尋ねた際にこちらに勤めていたことがあると、お聞きしたものですから・・・」
「・・・そ、それは、何時頃のことですか?」
専務は、明らかに動揺した様子で聞いて来た。
「日が落ち始めた・・、5時頃だったかな・・・」
浩二は、一泊した事実を知られるのを避けるために、ワザと時間を偽った。
「そうですか・・・、確かに勤めておりましたが・・・」
浅井には、あまりこの話題には触れられたくない様子が見て取れた。
「後藤さんは、うちと御社の順調な取引を大変喜んでくれましたよ」
浩二は、浅井の顔を見ながら意識して誘い水を流した。
「それは・・・、私には、とても信じられないような話ですが、実際に後藤と話をされたと・・・」
「ええ、確かにそうですが・・・」
浩二には、浅井の心の動揺の意味が読み切れないでいたのであった。
「・・・手短に話しますと、後藤は、我が社の男性社員との別れ話のもつれから3年ほど前に突然失踪しましてね。もちろん『捜索願い』を会社から出したのですが、結局見つかりませんでね。噂では、どこかで自殺を図ったなどという話も流れたくらいなのです。
沙織は本当に綺麗でしたよ。たぶん何代か前に、白露の血が混ざったのでしょう。それだけに、言い寄る男も多かったのです。当時から彼女は男性達には積極的な方でして、本人に悪気はなかったのでしょうが・・・。噂では、以前の彼女は人目を避けるほどの消極的な性格だと聞かされていましたのでね、正直意外に思ったのです。
結局は妻子持ちの男に騙された形になってしまいまして・・・。
最近その男が交通事故に合い突然亡くなってしまったのです。幼な子ばかり3人が残されました。しだいに世間の目は、不幸な身の上になった奥さんに同情的になって行ったのです。その結果、沙織に祟られて亡くなったという噂話が、尾ひれがついたように流されてしまいましてね。三条と言っても都会に比べれば田舎町です。ご両親の住む五泉まで、噂が流れるのにはそう時間がかかりませんでした。結局ご両親は、理不尽な世間の目から逃れるような形で昨年の秋に命を絶ったのです・・・。
ですから、沙織に会ったという笹本部長のお話がとても信じられなくて・・・。
いえ、部長を疑っている訳ではありませんので、お気を悪くなさらないでください。 ・・・すみません、余計なことまで話してしまったかも知れません。でも、良かった。沙織が無事でいてくれたなんて、彼女には何の責任もない事なのですから。 きっと、ご両親のことでは、心を痛めているとは思いますが・・・」
浅井の顔には、沙織の無事が確認できたことで安心したのか、寂しい笑みが浮かんでいた。
「・・・、沙織さんには、そういう複雑な事情が・・・、そうですか」
納得をした様子を見せた浩二であるが、再び黒い霧が心を覆い始めている。
浩二は、急にこの地を離れ、佳世に会いたくなった。昨晩、身に起こったことの全てを忘れなければいけないのだと思った。少なくとも、東京に着く前までには。
「専務、また連絡を入れますので・・・」
浩二は、言い終わらないうちにレンジローバーに乗り込むと、スターターを回す。
しかし、珍しく一回ではかからない。三回目でようやく、黒煙を吐きながらでも、何とかかけることが出来た。何かが狂い始めているのである。浩二は、アクセルペダルを踏み込むと、重く感じるハンドルを無理やり東京に向け走り出していた。
浩二は、同じ49号線で帰ることを意識的に避けると、国道8号線から国道4号に繋ぐルートに変更をした。時折、バックミラー越しに後部座席を見てしまう。何となく人のいる気配が感じられてくるのである。
「そんな馬鹿な・・・、考えすぎだよ。映画や小説の世界じゃあるまいし・・・」
浩二は、そんな妄想を頭から払いのけるように、再びアクセルを踏み込んでいた。
2 a black ghostly
浩二は、運よく渋滞にも会わず午後3時前には、無事デューン本社前に着くことが出来た。さっそく受付で、美月佳世チーフデザイナーを呼び出してもらう。
「笹本さん、何とか会議に間に合いましたわ。ご苦労様でした。プレゼン頑張りますので、期待していて下さい」佳世は、立場上よそ行きの声で浩二の労をねぎらう。
会社から、仕入れ先との必要以上の深い関係を禁じられていたのであった。
「遅れて申し訳ありませんでした。後は、よろしくお願いします。美月チーフ殿」
浩二は、周りの社員に気付かれぬよう、帰りしな佳世にウィンクを送った。
浩二と佳世は、青山通りから道が一本入り込んだ住宅地の中にひっそりと佇む 郷土料理屋『いとしげ』で、前もって落ち合う約束をしていた。すでに約束の時間を30分ほど過ぎている。
格子戸が引かれると、佳世が明るい顔で入って来た。
「お待たせ、待った?」
「いや、それほどでもないよ」
仕事柄とはいえ、お互い約束の時間に来れることはめったにない事であった。織り込み済みではあるのだ。
佳世の顔つきを見ていると会議の成果は予測できたが、浩二はあえて黙っていた。
「浩二、結果聞きたくないの?」
焦れた佳世が聞いて来る。
「聞きたいさ! それで?」
「お陰様で、浩二の努力もあって部長受けもよかったわ。やっぱり、生地は先染めの方が深みがあるし、違番手使いだと高級感も増すしね。スーツ狙いだったけど、ジャケットやスカートの単品展開も出来そうだし今回は数字が伸びるわよ」
「良かった安心したよ。今じゃデューンは人気ブランドだし、それに貢献できるのは
テキスタイルとしても大きな喜びだよ」
浩二は、自分の努力が実った喜びを感じていた。すでに、新潟での不思議な体験も過去のものになりつつあった。 浩二と佳世は、美味しい郷土料理と仕事の達成感で久しぶりの楽しいデートとなった。
「佳世は、将来をどう考えているんだ?」浩二が聞いた。
「どうって、仕事のこと?」
「それもあるけど・・・」
「じゃあ、結婚て言うことかしら…」佳世が少し照れながら聞く。
「そうだよ。すぐにという訳じゃないけど・・・」
「私は、いま仕事が楽しいし、叶えたい夢もあるし…、当分先で良いかな…」
「・・・、そうか。では、その気になるまで待つことにするかな・・・」
「浩二、それって、プロポーズのつもりなの?」
「ああ、そうさ。俺には、佳世しかいないからな」
「うれしいわ。待っててくれるのね。でも、条件があるの」
「なんだ? 条件って・・・」
「私だけを見ていてくれないかな? いい? 絶対浮気は駄目だからね」
「当たり前じゃないか・・・、なぜそんなことを聞くんだ?」
浩二の脳裏に昨夜の女の喘ぎ声が蘇ると、振り払うように否定をした。
「別に…、ただ何となく、そう思っただけだから……」
この時すでに、佳世の心の中でざわめくものがあったのであろうか……。
浩二は、自分を幸せな人間であると思った。仕事もあり、恋人もいる。
佳世を、行きつけのバーに誘った。
「オリヴィエで、少し飲んで行かないか?」
「いいけど…。」
二人は、青山通りに出ると、表参道ヒルズ最上階にある店に入った。
「浩二、ここだと業界の人も多いんじゃない」
「気にするな。個室を用意してもらうからさ」
浩二が、ウエイターに個室を希望すると、奥の部屋に通された。
「ここ高そうだね」佳世が内装を見て正直な感想をいう。
「心配するな。会社の経費で落とすから」
「浩二、実は偉いんだものね」
「それほどでもないさ。しかし、ある意味俺も一国一城の主だし。佳世との城も早く作りたいしな」
「また、それなの? 浩二を愛しているのは、事実なんだから。もう少し待ってね」
浩二は、佳世の言葉に少しだけ心が晴れた。
一時間ほどたわいない話で盛り上がった後、最後に二人はジントニックを頼んだ。
酔いが二人を包むと、二人だけの空間が生まれた。自然に佳世が、浩二の肩にもたれかかる。浩二は、待っていたかのように佳世の唇を求める。 意に反して、佳世の顔が唐突に離れた。
「どうしたんだ? 佳世、ここは個室だから心配はいらない・・・」
驚いた浩二が言い訳をしながら、佳世の顔を見た。
「浩二、誰か他の女の人と会ってなかった?」
「いや、会っていないよ、なぜそんなことを・・・」
「だって、ジャケットから『eau de toilette』の匂いがするよ。きっと、ディオールの『DUNE』だよ。わたし前に使ってたから、分かるよ」
浩二は、ジャケットを脱ぐと、肩のあたりを嗅いでみる。
「うん?、・・・ほんとだ。どうして・・」浩二は、思わず言葉を飲み込んでいた。
「私だけって言ったけど、信じられない。私を利用しただけってこと?……、」
佳世は、スツールから飛び降りると、出口に向かって走り出していた。
浩二は、事情が呑み込めず、茫然とスツールに座り続けるしかなかった。佳世のいない現実に気付くと、表参道に飛び出し夜の歩道に佳世の姿を追った。
「佳世~、信じてくれ。俺は何もしていない。あれは、夢だったんだから・・・」
数組のカップルが浩二の大きな声に反応すると、笑いながら振り返った。
「俺が愛しているのは、佳世だけなんだ!!」
浩二は、再び歩道に向かって何かに取りつかれたように叫んでいた。
一瞬、浩二の前に黒い影が姿を見せると、長い髪を振り乱すように黒い闇の中に舞い上がると、妖気を纏いながら消えて行くのが見えた。再び現実が蘇る。 「夢であってくれ!」浩二は思わず、黒い闇に向かって祈っていた。
3 洋品店『ポゼッション』
浩二は、眠れぬまま朝を迎えることになった。佳世との喧嘩別れが後を引いている。誤解を解こうと何度も携帯にかけるが、呼び出し音がするばかりで出る様子もない。
浩二は、出社すると沙織が経営しているという洋品店『ポゼッション』について調べて見ることにした。確かに、小売店情報によると存在している。場所は、裏原宿と呼ばれる界隈の中であった。
「香苗、『ポゼッション』ってショップ知ってるか?」
浩二は、まだ20代の秘書に聞いてみる。生まれは、十日町であるらしい。
「ええ、知ってますけど・・・、有名なゴスロリ店ですよね。部長、それが何か?」
香苗は興味がないのか、素気のない態度である。
「いや、いいんだ。ちょっと出かけてくるから・・」
浩二は、香苗に外出を告げると、その店まで歩いてみることにした。20分もかからない距離である。
『表参道ヒルズ』脇の原宿寄りの小道に入ると、ここがいわゆる『神小通り』であり神宮小学校前まで続いている。『オニツカタイガー』ショップ前を通り200mほど歩いた先に店はあった。11時開店という事でしばらく周辺を歩いて時間を潰すことにした。
『ポゼッション』は、沙織が言った通り10坪ほどの小さな店である。しかし、浩二は入店をためらった。店の中は、黒を基調としたロココスタイルの服が大半であったのだ。いわゆる『ゴスロリ』店なのである。ゴスロリとは、gothic&lolitaの造語であり、ヨーロッパ文化を思わせる幻想的な装いを提供するのである。
海外においても、伝統的なドレスで街を歩く若者は皆無であり、日本独自のファッションであると言えた。
「すみません。ちょっと、お尋ねしますが・・・」浩二が少し戸惑いながら声を掛けた。服を整理中であったまだ10代とみられる女性店員が顔を上げると、驚いた様子で浩二を見た。女の唇が黒く光っている。
「あっ、はい…、いらっしゃいませー」
「オーナーの後藤さんは、いらっしゃいますか?」
「社長ですね。今日は仕入れがあるとかで、午後からの出社になりますが・・・」
「そうですか・・・社長さんは、まだ若い20代の方で、間違いないですよね?」
浩二は、我ながら間の抜けた質問であると思った。
「ええ…、ですが…、どちら様でしょうか?」
若い店員は、怪しい中年だと思ったのか警戒心を持ったようである。
「では・・、お世話になった笹本浩二がお礼に伺ったと、お伝えください」
浩二は、改めて名刺を渡すと、早々に退散をすることにした。店を出る浩二の背中には、女店員の不思議な生き物を見るような視線が刺さっていた。
*
秘書の香苗との社外での昼食が終わり寛いでいた時に、着信があった。
「はい、・・・」浩二は、自分からは名乗らなかった。
「笹本様でしょうか? わたくし『ポゼッション』の後藤と申しますが…、名刺を置いて行かれた笹本様ですか?」女は、二度ほど名前を確認した。
「はい、確かに笹本ですが・・・」
「私が、お世話をしたというのは、どういう意味でしょうか? それをお聞きしたくて失礼ながらお電話を差し上げたのですが……」
「新潟の実家の方で、私とは会ったことがないとおっしゃるのですか?」
浩二と、電話を掛けて来た女との話がかみ合わない。
「確かに五泉には、実家があるのですが、半年ほど前に両親が無くなってからは、帰郷もしていませんので………」
「そんな馬鹿な⁉ 」浩二は、思わぬ事実に驚くしかなかった。
「それは、どういうことでしょうか?」今度は、女が理解できないようである。
「確認しますが、あなたは沙織さんですよね?」
「……、笹本さん、なぜその名前を……、」
「違うのですか? あなたは、私が五泉で道に迷った際に、見かねて泊めてくれたのです。迷惑をお掛けするつもりはありません。私は、ただお礼を言いたいだけなのです」
「……、ごめんなさい、笹本さん。わたし、もうこれ以上お話することはありませんので……」
「・・・、冗談ですよね。沙織さん、僕をからかっているつもりですか? 私は確かにあなたに会っているんですよ」
「……、仕方がありません。笹本さんがそこまでおっしゃるなら、お話しないわけにはいけませんわね。今夜、お一人で来ていただけますか?『神宮前レジデンス』と言えば、お分かりですね。8時までには帰っておりますので………」
「分かりました。伺います」
普通であれば、躊躇するところであるが、何かが笹本の背中を押したのだろうか?。いや、単純に沙織に会って、真実を知りたいという気持ちが勝っていたのであった。
女に会って知り得た真実のすべてを、佳世に正直に話すことにしようと、浩二は思っていた。あれはやはり夢であったのだとすれば、何も後ろめたいことは無いのである。夢の内容まで不貞であると責められる理由はないのだ。たまたま『DUNE』の香りがジャケットに着いていたとしても、言い訳は何とでも出来るのだから・・・。
また、あの日沙織を抱いていたとしても、沙織がそんな事実はなかったと否定をしてくれれば、何事も起こり得ることはないのである。二人で過ごした楽しいわずかな時間も、冬の記憶として心の底にしまい込めば済む話なのだ。
浩二は、5分前には玄関前に立っていた。築40年は経とうかとする古いマンションである。当然オートロックではない。壁にびっしりと張り付いた郵便受けを見ながら目的の部屋を捜すと、404号室であった。当てはまる後藤という名字の横に名前が書いてあった。詩織である。
「しおりだって・・・? なぜ沙織ではないんだ?」浩二には、理解が出来ていない。一度、心が猜疑心に支配されると、急に事実を知りたいというその一歩が踏み出せなくなるのであった。エレベーターの扉が、浩二を残したまま静かに閉まった。
to be continued the final part
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