お姉さんの件といい今回の件といい、マハティーラはもちろん、アクバルもまともな人物とは言えなさそうですね。
一方でルヴィナさんには実力によって信望が集まるという流れが来ていて良いですね。特にスーテルさんにとっては、こんなに聡明ながら不器用な姪孫というのは、可愛いくて仕方がないでしょうね。
常に一手先を見据えるルヴィナさんが繰り出される策に、今回も期待が高まります!
作者からの返信
アクバルは善人ではないですが、悪人とも言い切れないような人間です。凡人というのが一番いいのでしょうか。
経緯は次の話で、となりますが、ルヴィナという極端すぎる才能がある娘を持ってしまった不幸を体現している存在でもあります。
ルヴィナは強すぎるので、「ルヴィナがいないと回らないよ」感覚になる人が増えてきていて、スーテルはその第一号です。「いや、あの子いなかったらヴィルシュハーゼ家の軍どうなるの?」みたいなことをみんな思っています。
ただ、敵がいない状況では「あいつが歯向かってきたらどうなるの?」と恐れられるクチでもありますので、消される危険性もあるはありますね。
こんばんは、御作を読みました。
ルヴィナさんは、ヒーローだなあと改めて感じました。
作中でもとんがった強さを持っているからこそ、惹かれる者も恐れる者も出てくる。
本人に悪意がない分、難しいですね。ハラハラしつつ、彼女の行く末が楽しみです。
作者からの返信
ルヴィナの場合、かなり変わった性格をしていますので近い者は「ちょっと変わった愛すべき存在」という意識をもち、敵対する者は「不気味な存在」という意識をもっているところはあります。
こちらはマハティーラへの殺意を隠し持っている分、レファールほど呑気ではないのですが、先が見えない点では似ているところはありますね。