第13話 何処かで見覚えが?(2)
「はぁ~。はぁ~」と。
己、自身の肩で荒々しく息をしている者の姿がある。
だから僕【蜜キンカン】は、『誰? 誰なのだ?』と、その者、その輩を凝視して思うのだ。だが……。
う~ん、その、「はぁ~、はぁ~」と、亜変わらず、己の肩で、荒々しく息をしている者。その者に対して僕は、何かしら懐かしい。と、言うよりも? 他人に思えない。思えないような感情に浸りながら。そいつ、その者を、見上げながら凝視をしたのだ。
すると、その者は、自身の片手に何かしら持ち握っているのが。僕の目で確認ができたのだ。と、同時に?
そいつが持つ、赤い物は何? 何だ? と、また思いながら見詰め観察をしていると。
〈ブゥ~ン〉
〈ブゥ~ン〉と。また羽、翼。
そう、先程僕が撃退した蠅王ベルゼブブと同じ羽を動かす音が聞こえてきたのだ。
だから僕は不味い。不味いと瞬時に思い。何処かに隠れ、退避しないといけないとも思うのだ。と、同時に?
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