第Ⅱ章 第17話 ~あの人の命だって、いつ踏み躙られてしまうかもしれない~
~登場人物~
ミネア・ルンハイト……ノイシュの
ウォレン・ガストフ……ヴァルテ小隊の隊員で、戦士。男性。あらゆる術を無効化する術
ノヴァ・パーレム……ヴァルテ小隊の隊員で、術士。女性。様々な
ビューレ・ユンク……ヴァルテ小隊の隊員であり、術士。また修道士でもある。女性。回復術の使い手
自分の荒い
確かに陽は
不意に強い木々のざわめきが
――あれは……っ
直後、激しい
やがて閉じた
――ノイシュ……ッ
ビューレは胸が
直後、ビューレは足をとられた。思わず
「う……ッ」
ビューレはそこで片脚に
――行かなきゃ……っ
それでもビューレは足を引きずり、前に進んでみせる。
――きっと、生きて
不意にビューレは目頭が熱くなるのを感じ、奥歯を強く
――助けなきゃっ、私がやらなきゃ……ッ
そこで
そしてようやく両
「
ビューレが
ビューレは自分の姿が
「ビューレッ」
不意に
「一体、どうしたのっ……」
ミネアの声を聞き、ようやく仲間達と出会えたという実感にビューレは
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます