第43話 予防接種とか検査とか(閲覧注意)

 汚いものや虫などの気持ち悪いものが苦手な方、お食事中の方は読まない方がいいと思います。臭いも伴います。


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 ツベルクリン、BCG、日本脳炎、インフルエンザなど、昭和の小学校では1年に2回くらいは注射をしていたような気がします。保健室で並んで順番を待っている時の恐怖といったら。腕を消毒された時、まだ打ってないのに痛みを感じてしまった私です。


 今、コロナ感染予防で色んなところに消毒液が置かれていますが、腕を脱脂綿で消毒したあの消毒液と同じにおいの消毒液があり、ポンプを押した途端、一瞬で当時の感覚が蘇りました。嫌なんだけど、懐かしい、へんなエモさです。


 今なら考えられませんが、当時の予防接種は同じ針で何人か摂取していたので、子どもの間で「最初より2番目3番目の方が痛くない」とかいう勝手な都市伝説ができて、2番目がいい!なんて、恐ろしいことを考えていました。


 ギョウ虫検査に使う紙は、真ん中の丸く穴が開いているところに緑色のセロファンが貼ってあります.キューピーちゃんみたいな羽の生えた子がお尻にペタッとしている絵がなんとも言えない感じです。これ、見つけました! それがコチラ↓


 https://tochigi-health.or.jp/service/students/parasite_examination.html


 細かいところまで懐かしいですね。この緑のセロファンを朝起きた時、お尻の穴にペタッと貼ります。3日間やっていたように思ったのですが、これには2日間となっています。思い違いかしら?


 私が子どもの頃は畑に肥をまいていた時代です。検査に引っかかった子がクラスに数人いました。虫下しの薬を飲むらしいと聞きました。今ではギョウ虫がいる子はほとんどいなくなり、2015年で検査は廃止になったそうです。


 私の叔父が子供の時、お腹に虫(寄生虫ですよね)がいたそうで、とっても顔色が悪かったみたいです。ある日家族の目の前で口からうどんみたいなものを吐いたと母が教えてくれました。サナダムシか何か、お腹の中で大きく成長したものらしいです。お腹の虫さんって、腸の中で伸びていったら腸の長さくらい長くなれるのかな、なんて呑気なことを考えながらその話を聞いていました。


 ところで、昔は紙コップを見たら検尿を思い出していませんでしたか? 今は、コーヒーチェーン店、ファストフード、コンビニ、自動販売機でコーヒーを飲む時は紙コップが当たり前ですが、当時は日常生活で紙コップを使う機会があまりなかったということだと思います。


 検便はアイスクリームを連想させる木のヘラですくいましたね。和式便所の後ろに……あ、あまり詳しく語らないことにします。今は洋式トイレで、逆向きに座ってしたものをスポイドみたいなもので刺すだけ(15年くらい前の記憶)なので簡単ですが、当時はアイスクリームを一口すくった的なものをビニール袋に入れてゴムで結えて紙の袋に入れて出すという原始的なものでした。さらに古い時代はマッチ箱に入れていったみたいです。


 学校でみんなが検便を提出するための袋がかけてある周りには誰も近づこうとしないし、ふざけて避けている子もいたりして大騒ぎです。子どもはそうやって茶化して遊んでいたけれど、検査する大人は大変だなあと思っていました。


 今は本当に衛生的で便利になりましたね。



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今回も近況ノートに関連画像をアップしました。


https://kakuyomu.jp/users/sumire_130/news/16817330652814300201

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