第39話 百恵ちゃん
1月2日、NHKで紅白の裏側を特集した番組をやっていました。過去の名場面なども振り返り、とっても面白かったのですが、衝撃だったのが、昭和53年(1978年)の第29回紅白歌合戦で山口百恵さんが「プレイバックPart2」を歌ったのが、なんと! 19歳! しかも紅組のトリを務めたということでした。ちなみに白組のトリは沢田研二さん「LOVE(抱きしめたい)」でした。
19歳! 私、25歳くらいだと思っていました。すごい歌唱力と色気と貫禄でしたもの。
そもそも、「としごろ」でデビューしたのが14歳でしたから、早かったですよね。森昌子さん、桜田淳子さんと「花の中三トリオ」を組み、デビュー2曲目が「青い果実」……ちょっと待って! 冒頭部分、何をされてもいいって、この歌を中三で歌ってたのね! 私、子どもだったので全く違和感がありませんでした。(だって、背が高くてお化粧してる人はみんなオトナ)さらに翌年、15歳で「ひと夏の経験」が大ヒット。
「女の子の一番大切なものは何ですか」と質問されたら百恵ちゃんは「まごころ」と答えていたのだそうです。百恵ちゃんが汚れるのはきっとお掃除の時で、泣くのは寂しいからなんですよ。エロい想像してるのは大人だけ。
ドラマ「赤い疑惑」で幸子を演じたのは16歳の時。高校生の役でした。
「秋桜」を歌ったのが18歳。お嫁に行く娘の気持ちを18歳で歌っていたのですね。ここでずいぶん百恵ちゃんの年齢を高く見ちゃった気がします。そして、翌年19歳で「プレイバックPart2」とか、「いい日旅立ち」とか「美・サイレント」とか。そして21歳で引退、三浦友和さんと結婚。
21歳です! ものすごい勢いで駆け抜けていますね。
21歳までにあれだけのことを成し遂げていたなんて本当にすごいです。引退が27歳くらいだと思っていました。そのくらいの実力も貫禄も十分あった方だと思います。
今回初めて知ったのですが、アン・ルイスさんの「ラ・セゾン」の作詞は百恵ちゃんで、作曲は沢田研二さんだそうです。結構すごい歌詞です。
実は百恵ちゃんだけではなく、前々からこちらが思っている年齢と昭和の歌手の方々の本当の年齢のギャップが気になっていたのです。ココからはオマケです。
石川さゆりさん「津軽海峡冬景色」の時、19歳でした。27歳くらいかと思っていましたよ!
八神純子さん「水色の雨」の時、20歳。いしだあゆみさん「ブルーライトよこはま」の時、20歳。おふたりとも25~6歳かと思っていました。
ピンキーとキラーズのピンキーこと、今陽子さん、「恋の季節」でデビューしたのは16歳の時です。22歳くらいかと思っていました。
うん十年前、ある番組のインタビューでピンキーとキラーズのころ、ピンキーはもう処女ではなかったとご自身がおっしゃっていたのを私は覚えています! あまりに衝撃的だったので! 確か、デビューした時すでに、とおっしゃっていたような……。ココは不確かなので、話半分でお願いします。でもインタビューした男性がとてもうれしそうにびっくりしていたのを覚えています。
和田アキ子さん、「うわさのチャンネル」をやっていたのは23歳から24歳のころでした。ゴッド姉ちゃん、懐かしいです。30歳くらいかと思っていました。
お化粧している人はみんな20代後半に見えていたのかもしれません。感じ方が雑な私。でも、こうしてみると、皆さん歌の上手な方ばかりです。実力があって、大人の歌詞を歌いこなせる歌唱力があるから年齢以上に見えたのでしょうね。
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