話したくって昭和ないからドンピシャの人いらっしゃ～い！

第32話 ◯◯用心、火の用心

「◯◯用心、火の用心」

　この言葉を見ただけで歌ってしまったあなた、昭和生まれですね。

　高見山関が大太鼓を叩き、「オーケストラがやって来た」でおなじみの指揮者、山本直純さんが元気よく火消しの纏を振り上げながら歩いていたCM。とっても福耳のお爺さんを中心に、子どもたちと

「一日一善！」

　って言うんですよね。曜日によって、歌詞が違っていて、毎日放送されていたから、めちゃめちゃ頭に残ってます。その割には歌詞は浮かんでこないのだけど。確かめたくて調べると、ありました！　全曜日分！　

　https://youtu.be/xViRnw9rELI

　懐かしすぎて鼻血ブーです！　火曜日にチンパンジーがタバコを吸っているのにビックリ。昭和の映像ですね〜。今なら動物虐待で炎上しそう。

　福耳のお爺さん、会長さんについて、子どもながらにすごい黒幕みたいなイメージを持っていたので、気になってググってみました。政治家だったんですね。なんだかイメージ以上の大物。……A級戦犯査定を受けて巣鴨プリズンに3年間収容、川島芳子と交際していたという噂があった？

　……あ、皆様、Wで始まるサイトには、とても長い文章が書かれています。が、人それぞれ食いつくところが違って、スミレの興味がそこだったんだと笑ってください。だから、興味のある方はご自身の目でお確かめくださいね。

　そういえば、「一日一善」以外にもう一つ印象的な言葉のCMがありましたね。

「世界は一家、人類は皆兄弟」

　このCM、確か会長がお母さんをおんぶして階段を上がっている絵が出たような気がします。探したのですが、見つかりませんでした。同じ振興会のCMだったのかな？

　それにしても、子どもの頃、毎日流れていたこれらのCMの言葉たち、はっきり覚えていなかったけど、実は意識の奥に刷り込まれているんだなと思いました。