第28話 キャラメルと「函館の女」
北島三郎さんの「函館の女」の替え歌を夫が歌っていました。キャラメルを拾ったら箱だけだったというあの替え歌です。
↓知らない方はこちらをご覧になってね
https://youtu.be/GLppxWgsBNc
「北海道に行きたいね。函館は絶対行きたい」
と話していたら夫がコレを歌ったので、しばらく頭の中をぐるぐる。うつされちゃいました。なんとかして〜。
それで、今日はキャラメルのお話です。
幼いころ大好きだったのがグリコのキャラメル。おまけがついているアレです。お小遣いがもらえるようになって、自分の意志で買えるようになったとき、オマケを集めたくて買っていました。そのころはチョコボールのおもちゃの缶詰にもあこがれていましたが、当たりが出るまで買うような根気がなかったので、すぐに手に入るオマケが私向きでした。
そのころは男の子用、女の子用に分かれていて、男の子用は乗り物、女の子用は家電や家具などだったと思います。
昭和のおやつの定番とも言っていいグリコのキャラメルですが、最近はどうなっているのか調べると名前が「アソビグリコ」になっていて、オマケは木の動物のおもちゃです。しかし! ただの木のおもちゃではありません。専用のアプリをダウンロードして木の動物のおもちゃを読み込むと、木の動物のおもちゃがスマホやタブレットの中で動き回るそうで、更に動物の生態を学ぶこともできるんですって。なんというイマドキなオマケ! 時代とともに進化していました。
オマケ付きのキャラメルとしてはもう一つ、昭和51年発売の、森永のパティ&ジミーのキャラメルは、箱がカラフルでかわいくて大好きでした。確か、包み紙にもパティ&ジミーの絵がついていたと思います。おまけもかわいかったんです。私はこのキャラメルでサンリオデビューしました。というのも、まだ当時はサンリオの製品はどこでも売っているものではなかったんです。
そういえば「一粒で2度おいしい」ってどういう意味だ? と、子供の頭では意味がわからなかったのがアーモンドグリコ。アーモンドの粒が入っているから、アーモンドとキャラメルと二つの味を一度に楽しめるという意味ですね。
そういえば「一粒で300メートル」という言葉もありました。コチラも子供の頭では意味が分からない……。どうやら一粒の中に300メートル走るのに必要なカロリーが含まれているということみたいです。おお、なるほど。なんという栄養価。
そのほか、箱の上部がトリコロールカラーの森永のハイソフトとか、黄色い箱に「滋養豊富、風味絶佳」と書いてある森永ミルクキャラメルも食べていました。これらのキャラメルたち、地味なモデルチェンジをしていますが、変わらず売られているみたいです。本当にすごいロングセラーです。
ところで冒頭の北島三郎さんと言えば、忘れられないのが、紅白歌合戦で紙吹雪が客席にもかかるほど大量に降って、北島三郎さんの姿が見えないほどだったばかりか、大きな鼻の穴に紙吹雪が張り付いてしまった事件です。ネットで調べると、でてきました。この時は大トリで、「風雪ながれ旅」を歌っていたそうです。ご本人がおっしゃるには、風と紙吹雪がすごくて口の中にも入ってしまったようです。
「俺はヤギじゃねえんだよ」
って笑いにしているところがさすがです。
「函館の女」の歌詞を思い出して主人と話をしているうちに大変な勘違いをしていることに気づきました。
うれしそうに函館まで遊びに来た男。あとは女がいたら最高なのにな~、(真ん中あたりは歌詞を覚えていない)めっちゃ我慢ができなかった!……なんだかエッチな感じ、と思っていたのですが……。
え? あ、そういうこと……。女が男をおいて後は追うなと言いつつ函館に行っちゃったのね。でも、男は我慢できなくて函館に来ちゃったという歌なのね……。
主人には言わなかったけれど、「私の城下町」に続く昭和の歌の勘違いでした。チャンチャン♪
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