第13話 王都に入る

「いよいよそこで作った作物とかを

市場で売るために」


「何か牛車に乗っけてトコトコ歩きます」


「そこでその主人のおじさんとあと1人か2人ぐらい」


「従者をつけていきますよ、というときに、じゃあ一緒に乗せてもらうことになりました」


「朝、早朝ね、日が出たぐらいに行きましたと」


「じゃあそこで、王都に向かいます。5時ぐらいから」


「到着したのが、7時」


「7時に王都の中に入って、一応検問もOKで、何か入りました」


「どうしましょう? 中は昔ながらの市場」


「露天がばーってあって。ちょっと先の方には、すごい豪華な昔ながらのお城みたいなのがありましたと」


「どうしましょうか?」


『城下町』


「イメージとしては城下町」


「他の村とから比べて魚とか、香辛料とかも多分ある」


「もしかしたら味噌みそらしきものもあるかもしれない」


 菌を持って帰れば、味噌を作って料理無双もできるよ、とちょっと示す。


「主人と一緒に入ったわけね」


「野菜とか物々交換とか、あと売るために来たよと」


「その場合、じゃあどうする? 要は手伝うか、単独行動するか」


『おろす』


「荷下ろしをやると」


『そこでずっとその人と帰ったのじゃだめだから』


『もっと進みたいから、そこで降りる』


『そこで私ちゃんと働いてお世話になった分を』 


『体で返していってそこまで連れて入ってもらったんだから』


『そこでもう終わりで、さいなら』


 ここでお世話になった主人と別れ、いよいよ王都で単身生きていく事になる。

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