第2回 蛇にピアス その2

 続きです。


 ちょっと細かい話ですが、蛇にピアスでは、コンドームの事を「ゴム」と呼んでいます。今まで私がセックスした女性は、全員がこの言葉を使っていました。コンドームと呼んでいた人は一人もいませんでした。


 これは最近でも変わっていないみたいですね。テレビで芸人がゴムという言葉を使っていました。コンドームはそんなにエロい言葉とは思っていなかったのですが、そうでもないようです。


 特に女性が、コンドームではなくゴムと言う言葉を使う事について多くのご意見をいただきました。思ったより深くて面白いです。


 まずは言いやすさ。コンドームは5文字でやや長いですが、ゴムはたった2文字ですね。


 更に意味としてコンドームはセックスで使う事がはっきりしています。対してゴムはそうではないです。色んな意味にまぎれてセックスを暗示しにくいですね。


 面白かったのが近藤さんに悪いとのご意見。漫画では逆に女の子がコンドームよりコンドーさんという言葉が言いやすいみたいなお話がありましたがどうでしょうか?

 これは身近に近藤さんというかたがいらっしゃるかどうかとも関係ありそうです。


 こんな理由もあります。歴史的経緯だそうです。

 コンドームの老舗メーカー「岡本ゴム工業」の製品が幅を利かせていた事から、働く女性たちが隠語として「ゴム」と呼んでいたのが一般化したそうです。


 ここまでくると「ゴム」という言葉はちょっとオシャレじゃないかと思ってしまいます。



 小説の話に戻ります。後半ではかなりの残酷描写があります。主人公ルイの彼氏(?)のアマが殺されるのです。しかも凄惨なレイプされた後で。ルイはシバさんが本命でアマはセフレのような気もしますが、ルイがアマに何らかの愛情を持っていた事は間違いないでしょう。


 とまあ、こんな感じでキワドい描写満載のこの作品。カクヨムに投稿する方達はほとんど読了後だとは思いますが、もしまだ読んでいない、という方がいらっしゃいましたらぜひ1度はお読みいただく事を強くお薦めします。


 あなたの小説が映画化される重要なヒントが得られるかもしれませんよ。


◇◇◇◇◇◇



 蛇にピアスまで読んでいただきありがとうございました。


 もし、なる程と感じる所がありましたら、ぜひ★評価や♡評価とフォローをお願いします。



 よろしければ、私の代表作「妻の代わりに僕が赤ちゃん産みますっっ!! ~妊娠中の妻と旦那の体が入れ替わってしまったら?  例え命を落としても、この人の子を産みたい」もお読みいただけると嬉しいです。

https://kakuyomu.jp/works/16816927860596649713



 次の第3回は「人のセックスを笑うな」の秘密に迫ります。お楽しみに。

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