音楽編

 創作や読書のお供として、音楽は欠くべからざるものでございます。そんな音楽に関する、個人的な振り返りをしてみます。

 なお作者は音楽の知識に疎いまったくのド素人ですので、奏法や技術に関して深く語ることはできません。ご了承ください。


① 閃光:Alexandros


 知っている人は知っている、劇場版ガンダム『閃光のハサウェイ』テーマソング。まさかの映画化にびっくりしました。


 ガンダムそれはともかく。


 ガンダム云々を抜きにしても、普通に盛り上がるいい曲です。特に、イントロの静かなアルペジオから一気に転調する部分が最高。創作で煮詰まったとき、通勤帰宅の車内、朝の散歩のお供にと大活躍してくれました。カラオケ行きたい。


https://www.youtube.com/watch?v=xfG6L9I7N8I&list=RDgKG9FCpF3CI&index=6


② あまりにも素敵な夜だから:Alexandros


 2019年リリースの、同じくAlexandrosの楽曲です。

 「2年も知らなかったのかお前」と、ファンの方にはご叱責いただきそうなほどの名曲ですね。こちらも多方面に渡って大活躍してもらいました。英語と日本語が混じる歌詞が特徴的なバンドですが、テクノっぽい曲調にボーカルの川上氏の澄んだ声加わり、オシャレさがさらに良さを押し上げている気がします。


「瞬きほどの命だから

怯えてるのつまんなくなって

過ち恥じる暇あるなら

No, No, No, Don't waste your timeぐずぐずするな

ありのままで足掻いて」


 この歌詞に勇気づけられる創作者は、たくさんいるのではないでしょうか。私含め。


https://www.youtube.com/watch?v=gKG9FCpF3CI&list=RDgKG9FCpF3CI&index=1


③ One Last Kiss:宇多田ヒカル


 こちらは『シン・エヴァンゲリオン劇場版』のテーマ曲です。アニメ映画のテーマ曲だから好きなわけではなく、私はデビュー時から宇多田ヒカルのファンなだけです。それに絡めた作品もひとつ作ってますので、よろしければどうぞ。


『あなたなしでも行くからね』

https://kakuyomu.jp/works/16816452219874307803/episodes/16816452219895958211


 宣伝も済んだところで。


「初めてあなたを見た

あの日動き出した歯車

止められない喪失の予感」


 とか、


「誰かを求めることは

即ち傷つくことだった」


という歌詞に、宇多田ヒカルの文学性を感じてたまりません。

 彼女自身すごい読書家なので、小説書いてほしいみたいな声も聞きますが、私はその分新曲を出してほしいです。

 読むもの増やされるのは困るので。


https://www.youtube.com/watch?v=0Uhh62MUEic


④ 時の回廊:クロノトリガー


 少し趣向を変えまして。今度はゲーム音楽です。

 リアルタイムでプレイしていたので、厳密には今年知ったわけではないのですが――最後に紹介する一時間再生の動画を、今年初めて最後まで聞いたので、ご紹介します。

 おそらくクロノトリガーというと『風の憧憬』のほうが有名だとは思うのですが、こちらも同じだけ人気のBGMですね。『風の憧憬』よりもノスタルジックにならないぶん、創作のBGMには向いてると思います。

 この曲が好きすぎて、空中都市でずっと放置してたのはいい思い出。


https://www.youtube.com/watch?v=Q9XTqQbuavI&t=626s


⑤ Sugarless Ⅲ :スガシカオ


 最後はアルバムです。

 年末ギリギリに発売されたスガシカオのデビュー25周年記念アルバムです。これを紹介したいがために、この企画に参加したまであります。


 それはともかく。


 私は熱狂的なスガシカオ信者なので、24時間365日聴いていたいのですが、スガシカオの信奉する村上春樹が「スガシカオは夜の車内、ひとりきりで聴くものだ」みたいなこと言ってたので、日中は聴けない身体になってしまいました。ちなみに私はハルキストでもなければそもそも村上春樹の小説自体、読んだことないんですけどね。エッセイは読みましたけど。


 ハルキそれはともかく。


 この『Sugarless Ⅲ』はⅢのナンバリングが示す通り、Sugarless というシリーズの三作目です。第一作目にはSMAPでおなじみの『夜空ノムコウ』も収録されていたり、シリーズを通して全体的に耳に馴染みがあったり、聴きやすい曲がそろっている印象ですね。それは今作も変わりません。

 初音源化の4曲に加え、有名どころで言えばKAT-TUNの『Real Face』をB’zの松本孝弘氏がアレンジしていたり、NHKの『プロフェッショナル~仕事の流儀』テーマソングとして有名な『Progress』がセルフカバーで収録されていたりと、非常に豪勢な印象のアルバムです。なお個人的なおすすめは『Music Train ~春の魔術師~』です。

 スガシカオの入門用にも最適な一枚ですので、ぜひご視聴いただきたいと思います。


 ――が、YouTubeに公式の音源がないので、URLはトレーラーを貼っておきます。


https://www.youtube.com/watch?v=KoXY0opvxyo


【番外編】


① Amazon music(&unlimited)


 音楽じゃないんですが音楽に関連しているので、一応ご紹介をば。


 こういった定額会員制サービスサブスクリプション関係には特に興味もなかったので、今まで(アマプラ会員なのに)入会してなかったんですが――アレクサおよびエコーシリーズのスマート家電を導入してから世界が変わりました。詳しくはガジェット編でお話しますが、音声操作は本当に便利です。その便利さを追求していったら、勝手に入会してた感じですね。


② お経


 そもそも私は仏教が好きなのですが、幼いころからお経が好きな、少し変な感じの子供だったのです。

 そんな人間が長じてからは、毎年色々なお経を探すだいぶヤベー感じの大人になったのですが、創作中にもBGMとして最適だということに気付いたんですね。お経って抑揚がないから、作業に集中しやすいんですよ。

 とりあえずお経を音楽としてカウントしていいのかどうか迷ったので番外編にしましたが、昨今では『テクノ法要』なる罰当たりもとい近代的なお経もあるので、集中できずに悩んでいる方は一度ご視聴ください。


 おすすめは私が作業用としてよく使っている般若心経です。


【作業用BGM】 般若心経 (cho ver.)(2020 mix.) × 一休寺・京都 / 薬師寺寛邦 キッサコ 【NonStop Mix】

https://www.youtube.com/watch?v=alwT9l6BSmQ




   *




 2021年は様々な音楽との出会いがありました。2022年はどんな音と出会えるのか。楽しみです。

 それでは次回の『ガジェット編』でお会いしましょう。

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