応援コメント

幕間:白狐の悔悟と見つかりし希望」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、白狐さん、情状酌量の余地あり、ということなんでしょうか。
    確かに、人間の子供を庇って亡くなってしまった奥様の、菩提を弔うために遺骸を取り戻したい、そんな純粋な気持ちが発端で、しかも相手に犬神という反社会勢力みたいな強敵がいたのですから、極刑はちょっと、といったところなんでしょうね。
    けれど、まさか苅藻のおじさまが、ここまで白狐さんをフォローするとは、少しばかり意外でした。
    義理人情で動くような方ではないように思っていたのですが。
    でも確かに、罰を受け入れたうえで、この先もしっかりと生きていくという風に顔を上げてくれたのだったら、少しは救われる、そんな結末になったようにも思えますね。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     そうですね、白狐はそもそも「殺し」は行っておりませんので、極刑ではないみたいですね。その上で妻の死による錯乱+犬神に唆されて精神的に不安定と言った事情が加味されている感がございます。
     この事件……考えれば考える程哀しい事情が露わになっちゃうんですよね……犬神と芦屋川は別としてですね。
     とはいえ伝承の中の狐たちを見ますと、ルール違反をした狐には結構手厳しいのかもしれませんね。殿様の屋敷の飼い鳥を喰い殺した狐とかは同僚たちに喰い殺されていますし(ガクブル)

     苅藻さんの真意については謎ですね。実はあまり深く考えていなかったのかもしれません(汗)
     第九幕はこのお話で完結です。後は年末の島崎君たちの様子をお送りしようと思っております。ほのぼの回(迫真)が続くのでどうぞお楽しみに。