応援コメント

うわさは天下の回りもの」への応援コメント

  • ごきげんよう、永く続く名家でもあるわけですし、なにしろご先祖さまが玉藻御前ですもの、色々な人がいたことでしょうね。ここら辺の割り切り方は苅藻のおじさまの年の功なんでしょうね。
    島崎くんは先祖や親戚が何をしたか、よりも雪羽くんの反応が気になる様で、それはそれで大切だとは思います。
    庄三郎さん、なるほどなぁ、判るような気がしますね。簡単に言うとズルしたくない、実力でちゃんと成功できる、自分を信じたい。
    島崎くんがモテ男に妖力を使わないのも同じなのでしょうが、本人は気付いていない様子でしたね。
    島崎くんも、お兄様も、ちゃんとしっかり男の子、ですね。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     今回は「大人が隠している噂って、無関係な人から無神経なばらされ方をするのは妖怪社会でもおんなじ」と言うお話でした。
     仰る通り、苅藻さんの年の功ってありますよね。紅藤様や萩尾丸先輩、そして島崎君の母親よりも若い(母の末弟)のですが、それでも二百四十~二百五十歳くらいなので、妖怪的には十分大人です。
     何となれば、雪羽君の保護者である三國さんが生まれる前から術者として活動していた可能性はありますからね。
     島崎君が雪羽君の様子を気にしたのは、やはり蠱毒関連で彼が散々な目に遭っていると知っていますからね。

     庄三郎さんは能力を私利私欲に使う事はまずないですね。仮にあったとすれば、それこそ弟である島崎君が彼に隷属させられていたかもしれません。
     玉藻御前の血を継いだにもかかわらず能力を使わずに暮らそうとする庄三郎さんの態度は、実は野望を果たそうと思いつつもモテ男に変化しない島崎君のそれとほぼ同じなんですよね。生き方が人間か妖怪であるかの違いだけでして。そう言った意味では、二人はよく似た兄弟なのかもしれません。