応援コメント

不穏なりしは見えざる守護者」への応援コメント

  • ごきげんよう、ううん、叔父様の指摘は確かに。問題の造形作家が特定できていないから、闇雲にギャラリーを襲っているのかとも思いましたが、プロから見るとそんな見方も出来るのですね。
    雪羽くんの視点、ちょっと哀しくなりました。
    島崎くんと常日頃接していて、きっと雪羽くんは島崎一族(玉藻御前の末裔一家)って、平凡だけど温かくて素敵な家族に見えていたんだろうな、と。自分の一族がお家争いの真っ最中だったから、島崎一家の平穏さが羨ましくて、眩しくて、だから島崎くん兄弟と叔父様の険悪な様子がいやだったんだろうな、と。
    今回いちばん大人ではなかったのは、叔父様でしたね。
    まあ、悪戯好きではありそうな方ですけど、ちょっとやり過ぎ?

    そうか紅藤さん達は、公務員的な稲荷から見ると、過去のいきさつもあって「要監視団体」みたいな扱いなんでしょうか。
    萩尾丸先輩達もそこら辺を慮っての今回の体制なのかもしれませんね。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     お忙しい中コメントありがとうございます。
     妖狐の襲撃事件は何か裏がありそうですよね。彼が岡本君の襲撃を断念した理由、雪羽君の言う「血を集める邪法」が何か関連しているのかもしれません。と言うか紐づけしないと……
     苅藻さんは萩尾丸先輩の予見通り拗ねてました。二百歳を超えておりまして、妖怪的にもれっきとした大人ですが……大人げない態度は弟分である甥たちの前だったからなのかもですね。灸を据えてやろうと思った部分もあるでしょうが、確かにちょっとやり過ぎかもですね(汗)とはいえ、庄三郎君の絵を自腹で購入したり、助言をしている所は彼なりの優しさだと思います(汗)

     島崎君はやっぱり家族関係には恵まれていますね。「甘やかす人が父親しかいない」とか言っちゃってますけど、親子関係・兄弟関係はかなり良好なのです。何のかんの言いつつも叔父や叔母も気にかけてくれてますからね。
     頼れる身内が叔父ひとりだけで、弟妹達とも生き別れになった雪羽君が羨ましく思うのも無理からぬ話です。仰る通り、苅藻さんと島崎君兄弟が言い争うのを見るのは彼としても辛かったのでしょう。
     雪羽君が弟妹達についてどう思っているのか、何をしようとしているのかは第九幕終了後にちょっと書こうと思っております。