応援コメント

雷獣こじらせ妖狐たじろぐ」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああ、なるほど、雪羽くんが訓練後凹んでいた理由って、そこにあったんですね。
    雪羽くん、時雨君誘拐事件と雷園寺家の一件で改めて自分が長兄であり、弟妹達を守り、家を引っ張っていかなければならない立場だということを認識し、改めて気を張って行こうと決意した反面、その溜まった気を抜く場所として甘えられるところを探していたのか、萩尾丸先輩の分析も、さすが年の功というか、納得できますよね。
    島崎くんは、雪羽くんのいう友達のレベルと、自分が思う友達のレベルに違和感を感じているようですが、きっと自分と雪羽くんは親友だと思いたいのかもしれませんね。今まで末っ子として、自然と周囲の甘えられる立場だった島崎くんですが、社会人になって甘えるだけじゃなく、時には甘えられるシチュエーションに見舞われることが多くなって、それが彼の意識に影響を与えているのかしら、とも思えました。
    体技だけじゃなく、精神的な「最強を目指す」には、こんなちいさな意識変革を積み重ねていく必要があるのでしょうね。
    次回も楽しみにお待ちしていますね。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     雪羽君が何故凹んでいたのかの解説回ですね。
     ご指摘の通り、甘えられる存在として島崎君を選んだみたいですね。本来であれば叔父の三國さんに甘えていたのでしょうが、本文中にあります通り、三國さんも結構大変な状況になっていますので……
     余談ですが、雪羽君の寂しがり屋な気質は、きっとヤンチャだった頃からあまり変わっていない可能性があります。但し、その時は周囲にオトモダチや女の子も大勢いたので、一人に特定してべったり……と言う事は無かったのかもしれません。ついでに言えば、島崎君はオトモダチなどと較べて格段に「優しい」(※雪羽君基準です)と言う所もあるかもしれません。
     島崎君は、雪羽君の事は親友とか戦友とかそんな感じだと思っているんだと思われますね。あと実は甘え上手なのですが、彼自身甘える事にさほど拘泥していない気もします。年長者(母親とか長兄とか)に構われる事がデフォルトだったので、自分から甘えに行くという発想が薄いのかもしれませんね。
     そして仰る通り、甘えられる・頼りにされるっていうのも今後の彼の事を思うと大切な事ですよね。いずれは部下とかも持つ事でしょうし。
     次回もどうぞお楽しみくださいませ。