応援コメント

つきまといたるは半妖の性」への応援コメント

  • ごきげんよう、ああそうか、なるほどです。
    キツネさんの妖怪さんは人間型になっていても体重自体はキツネさんなんだ。
    その点半妖である島崎くんは、人間型のときは人間の体重ということか。
    格闘技のキックやパンチも「体重を乗せる」とよく聞きます(全然格闘技なんて詳しくないのですが)。だから重い攻撃が出せるのか。
    島崎くん、学校の身体測定なんかでもバレなかったんですね。
    でも言葉遣いにも人間的な習慣が現れるんですね、ちょっとしたことで意思疎通の齟齬が出ちゃいそうですね。
    雪羽くん、どうしたんだろう? 彼こそ、負けたのが悔しくてへこんでいるのかしら?

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう、斑猫です。
     そうなんです。狐の妖怪、妖狐の場合は体重は狐の姿に準じる感じですね。厳密には本来の姿の重さになるという感じでしょうか。大妖怪であれば身体が大きくなるので体重は重くなるのですが、二尾くらいの妖狐であればやはりアカギツネ・ホンドギツネと同じかやや大きい程度です。なので穂谷君も十キロ未満ですね。
     一方の島崎君は、本来の姿がそもそも「人間の姿+尻尾」であり、体格・体重面でも人間にかなり近いんですね。そのため攻撃に「重み」があるという話の流れになったのです。その分戦闘には有利になる……と言いたいところですが、動物の身体能力を考えると中々難しい所ですね(汗)
     自身は妖狐である・妖怪であると自覚しつつも色々な意味で「人間的」な言動が出てしまう島崎君でした。両親や兄姉たちは彼を人間として教育してきましたので、やはり致し方ない所でしょうね。
     そして拙作の世界観では「妖怪=悪」ではありません。退魔師・妖怪退治といった妖怪ものではよくあるワードが出てこないのもそのためだったりします。

     雪羽君はちょっと凹んでいるかもしれませんね。凹んだ彼がどうするのか、島崎君への関係性の変化などは次話明らかになります。