ごきげんよう、ううん、ますます怪しげな儀式、秘されるべき闇の儀式という雰囲気ですね。
なんだか西洋の黒魔術っぽい香りさえしてきました。
松子さんは色欲に支配されたふりをして、時間稼ぎをしたいようですが、果たしてそれが本当なのか、雪羽くんには判断できないでしょうが、萩尾丸先輩の作戦を考えるとここは松子さんの提案に乗ったほうが自然、ということなんでしょうか?
と言うか、読者にはこの時点での雪羽くんと萩尾丸さんチームの作戦が見えていないので、何故時間稼ぎが必要なのか、本来はどんな段取りで作戦が進行してどの段階で本隊が突入してどう救助するのか、そんな計画が松子さん登場でどう影響されるのか、が判らないので、雪羽くんが時間稼ぎが必要と考えた妥当性が判断できないですね。
松子さんが雪羽くんが時雨くんを救助に来たことを知っているのも、何故なんだろうとも思えます。真琴さん青松丸さんのネズミさんで繋ぎがついているから知っていた、と雪羽くんは判断された様子ですが、それならなぜ松子さんの存在が萩尾丸さんの作戦計画に入っていなくて雪羽くんも知らなかったのか?
これは松子さん自体を疑うべきポイントだと思うのですが、雪羽くんはそこをすっ飛ばしましたね、これは罠かも?
島崎くんの台本、さすが演劇部だけあって、なんだか舞台演劇のセリフみたいで、ちょっと笑ってしまいました。
でも、雪羽くんはまず第一声として、お前達は何者なんだ、俺を利用して何を企んでいる、本当に俺に味方になるつもりがあるのかと問うべきなんでしょうね。
敵は萩尾丸さんたちに全て報告して時雨くん救出に動いていることをしらない(筈)ですから、敵の指示に素直に従い、敵の要望通り素直に時雨くんを殺そうとしている雪羽くんの行動自体が不自然に思うでしょうし。
松子さん登場で台本から外れた作戦計画、どう転ぶのかドキドキしています。
作者からの返信
おだ様ごきげんよう、斑猫です。
まさかのねっとりとしたシーンを挿入する羽目になりました……まぁその、邪悪な黒魔術ってそういう事と繋がってますし……初期案では松子さんの動きは特に考えてませんでしたが、寝返っているふりをしていると思って頂ければ幸いです。
そして時間稼ぎの必要性についても端折ってしまい申し訳ないです……何と言いますか、雪羽君に注意を惹きつけておいて潜入・妖質を救出みたいな感じですかね。
本当にどうしましょう……ちょっとずつ練りながら執筆していきます。
というか今次話も執筆最中だったりするんですがね。
妖しい雰囲気になってきましたね。胡乱な気配というか、これも蛇男の筋書き通りだとしたらと思うとゾッとします。
この後どのように事態が好転するのか、とても楽しみです。
作者からの返信
よく考えたら、九尾シリーズで初の性描写警告ってここなんですよね(汗)
怪しく不気味な雰囲気ではありますが、ここからどのように状況が変化するのかも見届けて頂ければ幸いです。