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2022年7月23日 15:48
ごきげんよう、そうか、哮天犬は紅藤さまの護符から現れたんですね。八頭怪襲撃に備えておく、確かに事前の策としては有効だし、さすが紅藤さま、ということなんでしょうね。組織というのは、上下関係で縛られて、その縛りこそが組織の強さや行動原理を表すのでしょうけれど、雪羽くんのいうような「上司だから」「主だから」という単純な表面的な関係性だけで、全てが理解できるわけではないでしょう。その点を自然に無理なく理解できている島崎くんは、年齢こそ雪羽くんより若いものの、社会人になるまでは人間社会で暮らしてきたからこそ、組織、団体の中での所属者同士の関係性を自然と悟っていたのかも、と思いました。その点雪羽くんは、ここへ来るまではそんな経験も少なく、過去の柵や出来事を表面的にとらえることしか出来なかったのかしら? とも。
作者からの返信
おだ様ごきげんよう、斑猫です。 哮天犬は紅藤様の術式でした! この事が伏せられていたのは・コスト面の関係(かなり高額な価値に跳ね上がる事が予測され、廉価で売り渡した事を萩尾丸先輩に糾弾されるため)・島崎君たちが頼りにしないようにするため・すぐに使う機会が出てこないだろうと思ったため などといった理由ではないかと思われます。 仰る通り、雪羽君の妖怪関係への捉え方のいびつさは、やっぱり幼少期の経験に引きずられていますね。叔父に甘やかされている反面、三國さんに「認められなければいけない」と言った事を考えていたのかもしれません。だからこそ、取り巻きを従えるみたいな関係性になったのかもしれませんし。 一方の島崎君は……人間として暮らしていたというよりも、集団生活を営んでいたからこそ自然に悟る事が出来たという気がしますね。実は同年代・年下の相手とのやり取りは少し苦手ですが、とはいえ学校に通っていた身です。 それと末っ子気質なのも大きいかもしれませんね。上に立つという野望を持つ半面、甘えたり年長者が自分よりも優位に立つ事を許容していますからね(笑)
ごきげんよう、そうか、哮天犬は紅藤さまの護符から現れたんですね。
八頭怪襲撃に備えておく、確かに事前の策としては有効だし、さすが紅藤さま、ということなんでしょうね。
組織というのは、上下関係で縛られて、その縛りこそが組織の強さや行動原理を表すのでしょうけれど、雪羽くんのいうような「上司だから」「主だから」という単純な表面的な関係性だけで、全てが理解できるわけではないでしょう。
その点を自然に無理なく理解できている島崎くんは、年齢こそ雪羽くんより若いものの、社会人になるまでは人間社会で暮らしてきたからこそ、組織、団体の中での所属者同士の関係性を自然と悟っていたのかも、と思いました。
その点雪羽くんは、ここへ来るまではそんな経験も少なく、過去の柵や出来事を表面的にとらえることしか出来なかったのかしら? とも。
作者からの返信
おだ様ごきげんよう、斑猫です。
哮天犬は紅藤様の術式でした! この事が伏せられていたのは
・コスト面の関係(かなり高額な価値に跳ね上がる事が予測され、廉価で売り渡した事を萩尾丸先輩に糾弾されるため)
・島崎君たちが頼りにしないようにするため
・すぐに使う機会が出てこないだろうと思ったため
などといった理由ではないかと思われます。
仰る通り、雪羽君の妖怪関係への捉え方のいびつさは、やっぱり幼少期の経験に引きずられていますね。叔父に甘やかされている反面、三國さんに「認められなければいけない」と言った事を考えていたのかもしれません。だからこそ、取り巻きを従えるみたいな関係性になったのかもしれませんし。
一方の島崎君は……人間として暮らしていたというよりも、集団生活を営んでいたからこそ自然に悟る事が出来たという気がしますね。実は同年代・年下の相手とのやり取りは少し苦手ですが、とはいえ学校に通っていた身です。
それと末っ子気質なのも大きいかもしれませんね。上に立つという野望を持つ半面、甘えたり年長者が自分よりも優位に立つ事を許容していますからね(笑)