応援コメント

枕辺に召喚されしは哮天犬」への応援コメント

  • ごきげんよう、八頭怪が直接、雪羽くんの下へやってきた訳ですか。
    大胆と言うか、島崎くんの事件の時から、だんだん積極的な行動に移り始めてますね。雪羽くんの場合も、弱みに付け込む、密かな欲望をエサにして誑し込む、なんだか陰湿な手口が多いのですね。
    哮天犬が弱点なんですか、でもこの哮天犬はいったいどこからやってきたのでしょう。誰が雪羽くんの元にどんな狙いで送り込んだのか、興味がありますね。
    なんだか、幕間と言いながらも(雪羽くん中心だからでしょうが)本編以上に本筋に絡むシリアス展開になりつつありますね。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう。斑猫です。
     島崎君のライバルである雪羽君の所にも八頭怪は来ましたね。積極的なのは何故なのでしょうか? 何かのタイミングでも窺っているのかもしれませんね。
     仰る通り、彼は何故か弱みに付け込むところが多いです。まぁそう言う役回りが似合っている気もしますし……
     哮天犬は八頭怪の弱点ですね。八頭怪と言いますか、九頭鳥全体(?)の弱点でもあります。実は八頭怪の前身は九頭駙馬なのですが、彼は「西遊記」の中で哮天犬に頭を咬み落とされているのですね。また、「封神演義」では胡喜媚(九頭雉鶏精)も哮天犬に頭を咬み落とされています。
     哮天犬自身は二郎真君という仙人の飼い犬なのですが、関西の妖怪少年の許に訪れる理由があるのでしょうか? その辺りも次回明らかになります。

     幕間としたのは島崎君の視点から離れているためなのですが、シリアス展開は確かにその通りですね。本章はシリアス一辺倒な気がします。もちろん試練が待ち構えているのです……