応援コメント

手の内を飛び出したるは焔なり」への応援コメント


  • 編集済

    ごきげんよう、島崎くん、確かに叔父様訪問と対話の中で、色々と心に響くことがあったようで良かったですね。
    自分の持っている長所短所、特徴、相手との相性など考えて、弾丸から火炎放射器型(?)に変えようとしたのでしょうね。
    雪羽くんは驚き賞賛しているようですけれど、ちょっと違うように思えます。
    島崎くんの勉強の跡や成長は驚き賞賛しつつも、自分の持つ技や手札をどうやってこれにぶつけるか、色々と考えているでしょうね(過去の経験や体験から、そうする姿勢が身についているようにも思えますね)。穿った見方をすれば「その技、見切った!」のかも?
    逆に言えば島崎くんはやっぱり調子に乗り易いなぁ。フィジカルな強さも必要なんでしょうが、彼は頭脳派、戦略に特化した方が、「征服活動」に役立つんじゃないかしら?
    雪羽くんが雨天での戦いを嫌がったのは、雷と上空の雲や天候との関わりを嫌がったからのように思えました。

    P.S.
    本当に些細なことなのですが、以前から気になってしまって。
    島崎くんの叔父様への口調がですますだったりタメ口だったり、雪羽くんの島崎くんへの口調がですますだったりタメ口だったり、互いの関係(上下関係、先輩後輩)と相手への感情が口調が変わることによって、読む者が受け取る登場人物の関係性に対する感覚が揺れてしまうことがあるのです(私だけかしら?)。
    斑猫さまの創作論の中でもちょっとタメ口主人公への言及がありましたが、そのお考えもあるのかもしれません。
    きっと残念な私だけの感覚でしょうし、ご気分を害してしまうような生意気な発言、お許しください。
    もしもご不快でしたら削除いたします、申し訳ありませんでした。

    作者からの返信

     おだ様ごきげんよう。
     いつも色々なコメントありがとうございます。仕事の都合上、返信が遅くなりがちで申し訳ないです……
     苅藻叔父さんの入れ知恵もといアドバイスは効果てきめんだったようですね。
     元々島崎君自体、術を応用する才能に長けているのかもしれません。何せ取っ組み合いがメインだった珠彦君との初戦闘から半年弱ですからね。妖力が多い事もありますが、様々な術を習得し「技能面では」成長したのでしょう。
     このお話は島崎君の視点で進むので、雪羽君がどう思っているかは彼の推測になってしまうのですが……やはりおだ様は鋭いですね。戦闘訓練は何も訓練開始の号令の後だけの勝負ではないという事です。雪羽君もただただ呆気に取られているだけではないでしょうし、案を練っているかもしれません。もしかしたら「先輩も歯ごたえがある感じになってくれた」と喜んでいるのかもしれません。いずれにしても、彼らが戦闘訓練におのれの全てをぶつけようとしている……という事ですね。雪羽君がこの戦闘訓練に対して何を抱いていたか、これに関しても後々になって明らかになります。
     天候に関しても……雷獣には雷獣なりの事情があるのかもしれませんね。考えればはるか上空を飛び回る事もしますので、案外雨に当たるのは嫌なのかもしれませんし。

    追記について:タメ口とですますの揺れは……深く考えておりませんでした。色々と考察して下さって申し訳ありません。
     作者目線で申しますと、エピソードを書き上げる際、一気に書き上がる時とタイムラグがある時があるんですね。もしかすると、タイムラグがあるときなどにタメ口とですますの揺らぎが生じやすいのかもしれません。

     但し、島崎君と雪羽君の関係性については一筋縄ではいかない所があるのは事実なのですね。大人たちから見れば二人は対等に見えるのですが、両者の間ではどちらが「上」なのかは彼ら自身にも定かではない所があるのです。
     と申しますのも
    ・研修生である雪羽君は「後輩」としての立場を積極的に示し、ある意味公式のポジションになっている
    ・精神年齢的には島崎君の方が上
     という側面がある一方で
    ・実は雪羽君の方が職歴が長く、尚且つ部長の肩書もある
    ・実年齢は雪羽君の方が上であり、諸々の経験も雪羽君の方が多い
     という側面も存在するんですね。半妖と純血の妖怪という事も相まって、果たしてどちらが先輩風を吹かせられるか、という微妙な所なのだと思います。しかもある意味力量も拮抗していますからね。
     例えば苅藻さんと三國さんの関係性ははっきりとしておりますが、これは苅藻さんの方が明らかに年上(五十~百歳くらい違う)事に起因しております。

     長文での返信失礼いたしました。