ごきげんよう、そうですね、確かにブルーブラッドを求めて群がるのは、人でも妖怪でも同じことなのでしょうね。
その意味で、そのひと個人の持つカリスマ、求心力を育てていくべきなのでしょうし、またブルーブラッドの方は群がる人を見分けて、「忠臣」を育てる必要があるのでしょうね。
その辺りは逆に、反権威主義の三國さんには感覚的に判り辛いのかもしれません。
雷園寺家の家系継承問題も含めて、名家への反発を三國さんが持つのは判りますが、雉鶏精一派に幹部として属する事自体に抵抗感はなかったのかしら?
その辺りの心境にも興味がありますね(何か実利があるのか、それとも入り込んで内部から、のような計画があるのか)。
作者からの返信
おだ様ごきげんよう。
島崎君、戦闘訓練で雪羽君を打ち負かすための作戦会議に出向いたはずが、いつの間にか三國さんの過去の話にすり替わっております(汗)
今回のお話は「カリスマ性のある初代が凄くても、二代目にそのすごさは伝わらないよね」というお話だったのですが……おだ様は深く考察なさってくださったんですね。
確かに妖怪であっても相手の地位に目がくらんで集まるだけというのはよくある話でしょう。そもそも雪羽君の取り巻きたちはそのような存在でしたし。少なくとも三國さんの側近である春嵐さんなどとは全く異なりますね。
ご指摘の通り、三國さんは元々野良妖怪な上に反権威主義(反体制派)なので、その辺りの部分は難しい所ですね。しかも彼の場合ですと初期の頃からそれこそ「忠臣」に恵まれてしまったので、尚更それらを得るのが難しい事に気付けなかった可能性はあります。
三國さん、雉鶏精一派に取り込まれた時は抵抗感は強かったはずです。というか春嵐さんがその件には一枚噛んでいそうな気もするんですよね……
この話も書けば長くなりそうなので、また別の機会に話す事になるかもです。
こんにちはモブ モブ夫です。
今エピソードの中盤、『三國の口から雷園寺家への事が語られたのを聞いたのは、蠱毒の一件があった直後の事である。』は、『三國の口から雷園寺家の事が語られたのを聞いたのは、蠱毒の一件があった直後の事である。』でしょうか。
『三國の口から雷園寺家の事が語られたのは、蠱毒の一件があった直後の事である。』とするのも、スッキリとしていて良いかも知れません。
御報告致します。
モブ モブ夫でした。
作者からの返信
斑猫です。
そうですね。「三國の口から雷園寺家の事が……」になるかと思われます。
最後の「三國の口から雷園寺家の事が語られたのは、蠱毒の一件があった直後の事である。」にて修正いたしました。