ごきげんよう、ううん、やっぱり負けちゃいましたか、島崎くん、お疲れ様でした。
半妖と純粋な妖怪、そしてこれまで受けてきた教育や環境の違い、そしてふたりの性格を考えると分が悪いのじゃないかしらと思っていたのですけれど。
でも、これだけ差が開いたのは、やっぱり島崎くんの性格かしら、とも思えます。
なにせ煽り耐性は低い(きっとプライドが高いのと関係があるのでしょうね)、加えて単純で読みが浅い(すぐに調子に乗っちゃう、という性格と関係がありそうです)、萩尾丸先輩の仰る通り、戦略(戦略以前に、作戦、計画ですね)がないのもそうなのでしょうね。
気になるのは、結果を受けて落ち込んだり、心配したりと忙しい島崎くんですが、果たしてこれまでの経験を反省し、次のステップに活かされているかどうか、これが見えてこないんですよね。
作者からの返信
斑猫です。
早速のコメントありがとうございます。
実は最初、敢えて主語をぼやかしてどちらが優勢であるかを隠すというトリックを使ってみたのですが……おだ様はお見通しだったようですね。ちなみに島崎君がボロ負けというのは始めから決まっておりました(爆)
いかな妖怪としての能力が高いと言えども、島崎君は半妖であり、しかも人間として暮らしてきた方が長いですからね。この物語そのものも長いですが、本文にもある通り妖怪として暮らし始めてまだ4か月しか経っていないのです。
雪羽君ももちろん「妖怪としては」幼く子供なのですが、何のかんの言いつつも40年は妖怪として生きているのです。どう考えても分が悪いですね。
ちなみに、雷獣の身体の仕組みについて、次回にてじっくり解説いたします。
島崎君煽り耐性も低いですし経験を活かせるかどうか……これは作者共々課題とすべきところでございます(滝汗)
編集済
斑猫様。
島﨑源吾郎くん……どんまい! 妖力凄いし器用だし、雪羽くんと良い勝負かと予測していたのですが(島﨑源吾郎くん贔屓で)←
雪羽くんが圧倒的でしたね。゚(゚´Д`゚)゚。
雪羽くんのことを、勝手に温室育ちのお坊ちゃんかと侮っていましたm(_ _)m申し訳ございませんm(_ _)m
私の知らぬところで、雪羽くんも山程苦労してたんですね。゚(゚´Д`゚)゚。雪羽くん、本当にごめんなさい💦💦
悔しいですね……! でもこれで、島﨑源吾郎くんには良い経験が出来ました! 死闘ではなかったので本当に良かったです😊💦
また雪羽くんにフルボッコにされるかもしれませんが(←)、島﨑源吾郎くんは力配分とか戦略とかこれから学んで、強くなっていくんですね!
萩尾丸さんからの言葉は、島﨑源吾郎くんには辛かったでしょうが、可愛い子には旅をさせよ
……みたいな感じでしょうか?😊💦
雪羽くんも応援したいのに、出来てなくてすみませんm(_ _)m
作者からの返信
斑猫です。いつもコメントありがとうございます。
実は冒頭部分は敢えて表現をぼかし、どっちが優勢か解らないようにしていたのです。戦闘訓練と言いますか、一方が他方をフルボッコにするワンサイドゲームと化しておりました。但し主人公がフルボッコになる模様。
雪羽君の前では負けてしまった島崎君ですが、もちろん彼も強い事は強いのです。仰る通り器用さもありますが……興奮すると視野が狭くなるのが弱点ですね。それが彼の敗因でした。まぁ死闘ではなかったのが作者としても良かったです。物語が終わっちゃいますからね(笑)
雪羽君につきましては、純血の妖怪で実年齢は島崎君より年上な事と、母方の家系が名門出身、叔父(父の弟)も大妖怪である事も考えますと血統的に優れてますね。お坊ちゃまであるのも事実ですが、相応の実力も具えていたのです。
彼が抱える苦労、心の暗部に関しましてはのちのち語っていく予定です。幕間では雪羽君の目線でお話を進める予定でもありますし。その時に、雪羽君を応援していただければ嬉しいです。
さて次回では、雷獣の身体の秘密について解説されます。
どうぞお楽しみに!