与太話 魔法って教えられるの?編




 よぉぉっすお前ら!

 モンだモン、アーモンだモン!


 今回は魔法ってのが何なのか、ちょっくら解説してやるモン。感謝するモンよ。


 まぁそんな難しいモノは少ないモン。大抵の魔法はその“魔法少女”が固有で持ってるモンね。ほら、分かりやすいのはアイツモン。モンが選んだ奴らの1人、クライペイントだモン。

 アイツの魔法は1つ、インクの生成モン。色毎に効果が変わるし、絵とか図形を合わせても効果が変わるモンね。


 じゃあおんなじ魔法を、別の“魔法少女”が使えるかって言えば話は変わるんだモン。クライペイントのインクを生成する魔法は、クライペイントにしか使えないんだモンよ。ただ、似た魔法を使える“魔法少女”に、魔法を教える事は出来るモンね。

 例えば、インクじゃなくて別の液体だったり、モノの色を変える方法とかモン。


 似た魔法なら、応用だって似てくるんだモン。

 

 んじゃ、今回話したい事を言ってやるモンよ。


 ハックルベリーがクロガネに姿を変える魔法を教えてるんだモン。そんな事出来るんなら、スタイル変化を色んな“魔法少女”に教えて回れば戦力増強をすれば良いだろって? 


 それをしない理由モン。


 聞きたい奴は耳かっぽじって脳みそ洗って良く聴けモン。

 興味無きゃ帰れ、モン。


 まずそもそも、クロガネの魔法が『龍化』って奴モンね。一回変身してから、魔法で姿を変えてるんだモン。んで、この魔法が進みに進んで、元に戻れなくなってるのが現状モン。

 で、ハックルベリーの魔法の1つが『フォルムチェンジ』モン。何故かいつも同じ姿モンけど、状況に合わせた姿になれるモン。


 コイツ等の魔法の共通点として、魔法で姿を変化させてる所モン。クロガネはそれを上手く使えなかったから龍の姿のままなんだモン。

 やっぱり地球人類共は魔法を使うのがヘタクソモンねぇ~、見ててハラハラするモン。


 そんで、ハックルベリーは姿を変える魔法と、それを扱うコツを教えてるんだモンね。だってアイツ、モンと同じぐらい魔法が使えるモンし…


 意味わかんないモンよね?

 確かに体は魔法を使いやすいモノを用意したモンよ?

 でも魂は地球人類モン。なんでモンとモンの生みの親達と同等レベルで魔法が使えるんだモン?


 ほんっとアイツ、化け物モン…マジ人間で良かったモン。敵なら地球滅亡してるモンよ、これ。

 アイツ存在が2週目以降の裏ボスモンよ、それもデバッグ失敗してて正攻法じゃあ勝てないやつモン。


 おっと、話が反れたモン。

 魔法を教えるってのは、似た系統の魔法のコツの伝授モン。


 まぁそのうち、一部の魔法を体系化させて、魔法力イグ・ウラーを扱えれば誰でも使える魔法が出来るんじゃないかモン?

 “魔法少女”の中には無意識の内に、その誰でも使える魔法を使ってる奴が居るモン。


 分かりやすく言えば、魔法使いっぽい“魔法少女”の使う魔法はそーゆうのが多いモンね。そうそうハックルベリーの魔法の弾丸!これもそうモンね。弾丸を生成して魔法を込めるモンけど、込められる一部の魔法は使おうと思えば誰だって使えるモンよ。発動方法が弾丸の射出ってだけモン。


 まっ、これはそのうちモン。

 魔法の歴史からして、まだまだ地球は産まれたてのひよっこモン。どうせこの世界の法則は書き換えられてるモンから、ゆっくり研究すれば良いモン。


 急性過ぎる発展は滅亡に直結するモン(2敗)。


 …反省してるモン。

 だから無理な研究勧めないしさせないモン。この世界なら尚更モンね。

 何故ってだってオマエ、“魔法少女”で人体実験とかさせる訳無いだろモン?

 

 モンのベースは、ニチアサの善性MAXのマスコットモン。嘗めてもらっちゃ困るモンねぇ!モンは“魔法少女”の味方モン。

 


 あぁまた脱線したモン。

 …っても、今回話したい事はもう話したモン。


 これ以上詳しく話すと、マジでただの講習になるモン。なぁーんにも面白くないモンよ?

 魔法少女でも研究者でもないヤツに話しても仕方ないモンし、知りたきゃ勝手に調べろモン。


 結論!

 おんなじ魔法は使えなくても、似た魔法なら応用とかコツを教えられるんだモン。

 

 今回はここまで。

 短い話しだったモンね、良く聴いてくれたモン。


 

 じゃぁな!モン!

 

 


 








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