1 あなたはだれ #2
「お前は誰だ。なぜここにいる」
いきなり声がしました。少女はあたりを見渡しますが、誰も人はいません。
(幻聴かな?あ~、いきなりこんなとこにきたから、ストレスで変なのが聞こえたんだ)
声がしても、人がいなかったことから少女は『幻聴』ということで自己解決しようとすると、
「お前、今幻聴かと思っただろ。幻聴じゃないからな。俺はお前にしゃべりかけているからな」
(えっ、幻聴じゃないの。もしかしてゆのつくかた。それは絶対に嫌だ。怖い帰りたい。)
幻聴じゃないと、言われた少女はもしかして幽霊なのではと考えた。そして幽霊だったらと、ガタガタ震えだした。顔も心なしか青ざめてきている。
「もちろん幽霊じゃないぞ」
声は、まるで少女が考えていることが分かるかのように答えていきます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます