遅筆が75日で11万字超の小説を書き上げた話

 はろー!

 遅筆ワルドの虎山八狐だチヒツ! 貴方も遅筆にしてやるチヒツチヒツー!

 ……好きです、ゼンカイジャー!


 さて、本題に入る……前に! 広告の時間だチヒツー!


 現在「カクヨムコン7」の「キャラクター部門」に参加しております。

「新日常プロローグ」という裏社会ドタバタコメディーです。

 特撮好きの人はふわっと出て来る作品が何か当てて見よう! 寿観≒平成なので、そこを手掛かりに絞れます!

 でも、特撮の話はメインではないので、誰もが楽しく読めます!

 読んで下さい!

 https://kakuyomu.jp/works/16816700427992225688


 広告おしまい。

 本題に入りますわ。


 虎山の執筆速度は遅いです。「橙の夢」は2年ぐらいかかっております。不健康故に、疲れやすく、仕事でいっぱいいっぱいでなかなか趣味ができないからです。

「新日常プロローグ」は11万字程度ですが、10ヵ月くらいかかりました。そんな遅筆が75日、つまり2ヵ月半で11万字書き上げました。凄ない? 凄いよね! 虎山にしては!

 その方法を今から書いていこうと思います。


①朝型にした。

 いきなり生活の話です。

 前述の通り、社畜の虎山は仕事に疲れて趣味の時間がとれません。朝起きて支度して仕事して帰って来たら、もう疲れ果ててもう何もする気が起きません。休日も疲労で寝込むことが多いです。

 しかし、「新日常プロローグ」執筆中に気付きました。えうれーか!

 ――朝早く起きて趣味してから、余力で仕事すれば良いんじゃないか! 

 仕事終わりはどうせクタクタで何もやる気が起きないのです。とっとと寝ちまって早朝に起きたら良いじゃん。

 睡眠についての努力はいつかまた別の機会に書くとして、とりあえず朝型になりました。

 朝の方が仕事帰りよりも当然元気です。上手い事いけば執筆が面白い様に捗ります。

 そう、上手い事いけば。

 以下は朝早く起きて「上手い事い」く為にしたことです。


②紅茶を飲むことにした。

 体は起きたけど、頭は起きない。その為にカフェインの力を借ります。

 虎山はだいたい600ミリリットルの紅茶を飲むと頭が動き出します。すきっ腹にカフェインを叩きこむのが怖いので、簡単な朝食も食べるようになりました。それで頭が目覚めているのもあるかもしれない。

 あと、虎山はカフェインに無茶苦茶弱いので、朝以外はカフェイン断ってます。


③執筆中は同じアルバムを聞くようにしていた。

 この方法は意図的にしたのではありません。ちょうど執筆している際に、fox capture planのアルバム「XRONICLE」が発売されました。このアルバムが凄いんです。歌詞が無いし、全体的に統一感があって集中用BGMには最高なんです。喜んで聞きながら執筆しているうちに、虎山の体が変化が起きました。

「XRONICLE」の一曲目「The Dawn Coming」の最初のダダーダンダンダーダダーダンダンダーのメロディを聞くと、創作スイッチが入ってするする書けるようになった。

 更に変化は起こります。

 心の中でダダーダンダンダーダダーダンダンダーと歌うと、聞いてなくても執筆が捗るようになりました。

 完全にダダーダンダンダーダダーダンダンダーがやる気スイッチになりました。

 やったぜ。

 ありがとう、fox capture plan。最高だぜ、fox capture plan。

 まあ、そうは言っても、場面場面でイメソン聞いてテンション上げたいじゃないですか。

 そんな時は朝の支度をしながらイメソンを聞いてました。支度を終えてパソコンの前に座ったら、ダダーダンダンダーダダーダンダンダーです。


 以上、2つが朝に行ったことです。

 後は朝以外の話です。


④プロットをふんわりさせることにした。

 これは偶然そうした方が捗ると発見しました。

「新日常プロローグ」執筆中に後半のプロットを捨てることにしました。もろに繋げようとしていた次の話を書くにはまだ早いと判断した為、その話に繋ぐ部分が不要になったからです。そして、白金会の章を書くことにしました。

 白金会の章のプロットは急いでいたこともあり、いつもより簡素なふんわりしたものになりました。

 しかし、その方が書いていて楽しかったのです。楽しいから捗りました。

 だから、今回もふんわりプロットで書きました。

 捗り過ぎて、想定していたラストよりも踏み込んだラストになりました。

 えへへ。


⑤「forest」というアプリを使って集中時間を記録した。

「forest」は集中時間を記録するアプリです。集中した分植物を生やせたり、自分の集中時間を簡単に見返せたりできます。これは以前からお世話になっておりました。が、今回、その効果を強く実感しました。

 前述の通り、仕事に疲れて寝込んでしまったり、朝が起きれなかったりで全く執筆できない日ができます。焦ります。ああ、自分は何てできない人間なんだろう、と凹みます。

 しかし、このアプリで長期的に見返すと、去年よりかは頑張っているし、自分が思っていたよりも駄目な期間も短いと分かってモチベーションが上がりました。


⑥休む時は休んだ。

 正確に言うと、寝込むしか無い日が多々ありました。休日になると熱が出て、頭が動かなくなりました。しかし、「forest」のお蔭で焦ることが少なくなり、思い切って休んでほぼ回復して執筆に勤しむことができました。思いっきり休んだら、その分、滅茶苦茶捗る日もあるようになりました。

 やったあ!


 虎山は以上の方法で75日で11万字超え小説を書き上げることができました。

 いえーい!

 最高じゃん! 

 ……と思いますでしょう?


 実はこの方法で体調を崩しまくり、ドクターストップが入りました。


「朝に頑張って趣味やって、最近充実してるんですよ! でも、体調よく崩れててヤダなあ。別の病気にかかったんですかねえ」

 虎山が精神科のかかりつけ医に言うと、彼は悲しそうに言いました。

「頑張りすぎてるからですよ。7割の力でこれから3ヵ月行きなさい」


 いやまあ、ショックでしたね。

 しかも、7割の力で生きるということが未だ分かっておりません。とりあえず、仕事の休憩時間に眠ることにしました。あっているのかなあ。

 早く病気直して、体力つけて、折角発見した上記の方法でメキメキ趣味がしたいものです。

 健康は大事ですね……。


 皆さん、健康ですかー⁉

 健康があれば何でもできる!

 1・2・3・ダーッ!


 それではさようなら!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る