君への詩

この詩は届いてるだろうか。


自分はきっと届いてるだろうと信じる。


君がこの世界からいなくなった世界は寂しくて暗くて儚い。


あんなに好きだった姿が、言葉が、声が、君が居なくなっただけなのに。


自分の命も後少しで追いつく。間に合うだろうか?君のことだから待ってくれてるだろうか?


今感じている感情は何だろうか。


恋だろうか?愛だろうか?そんなことは一切感じなかった。君の言葉を聞くのに立場は関係なかったから。


ならこの感情は?


期待だろうか?楽しみだろうか?来世の君に会うために。はたまたこの世界から出ていくために。


どちらにせよ自分はきっと君に会いに行くだろう。


身長の低く髪の長い活気に満ちた君に。


忘れてもまた笑い会えるだろう。


首が朱く捻くれていた明音鈴の存在に。

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君への詩と僕への音 和翔/kazuto @kazuto777

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