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297_観葉植物を置くと生産性が15%もアップする #ビジネス #自然

「初代アメリカ大統領のジョージ・ワシントンは『友情は成長の遅い植物である。それが友情という名に値する以前に、それは幾度か困難の打撃を受けて耐えなければならぬ』と述べています。友情を育むには、植物を育てるように時間をかけなければなりません」

「やっほー、賢明なる読者様。読むだけで人生よくなる知識を提供する世界一の美女サクラです！　今回は『観葉植物を置くと生産性が15%もアップする』のお話をしたいと思います」

「では、よろしくお願いします」

「読者様には前々回からオフィスの環境についてのお話をさせていただきました」

「オープンオフィスにはデメリットがたくさんあるけど、メリットも少しはあることをお伝えしました」

「ですが、オフィスの環境を今すぐ変えることは難しいです」

「しかし、仕事の生産性はあげるに越したことはありません」

「なので、今回はオフィスにある物を置くと、生産性がアップするというお話をさせていただきます」

「オフィスの環境を大きく変えることなく、しかも、今日からできる素晴らしい方法です。是非、実践してください」

「今回のお話の元になっているのは、イギリスのエクセター大学の研究です」

「実験はオランダやロンドンにあるコールセンターで行われました」

「様々なオフィスが対象となりまして、高価な机を導入している企業やキーボードが机に固定されている企業などがありました」

「期間は18ヶ月です。全ての従業員にある物が見えるようにしました」

「さて、読者様は何をしたと思いますか？　いえ、ある物とは何だと思いますか？」

「オフィスに何を置けば生産性が上がると思いますか？　ヒントは今日からできることです」

「制限時間を意識させるために、時計でも置いたのでしょうか？」

「教養を得るために本を置いたのでしょうか？」

「それとも、従業員の成績表でも張り付けたのでしょうか？」

「どれも違います。時計でも、本でも、成績でもありません」

「全ての従業員に見えるように置いたものとは…………観葉植物でした！」

「そう、観葉植物が自席から見えるだけで、従業員の生産性が上がったのです」

「どうやら、観葉植物があると、仕事の効率や記憶力が上がったそうです。その他の基本的な能力も向上していました。結果として、生産性のアップに繋がりました」

「たった一つ、オフィスに観葉植物があるだけでいいのです。会社に行く前に花屋に寄って、観葉植物を買うだけです。後は、席から見える位置に置くだけでいいのです」

「これで、読者様ならびに同僚の成績がアップするのです。オープンオフィスだ、個室だなんだと言う前に是非、観葉植物を置きましょう」

「え？　『観葉植物でどれくらい変わるの？』ですか。確かに気になりますよね」

「いくら観葉植物を置いても、生産性の向上が微々たるものだと導入コストや維持コストに見合いませんよね」

「安心してください。観葉植物の効果はそんなに柔じゃありません」

「観葉植物を置くことで、生産性が実に……15%も向上していました！」

「たった数千円の出費でいいんです。簡単にコストは回収できます。ですので、読者様は安心して導入してください」

「一般的な従業員は給料の3倍の利益を稼ぎ出します」

「仮に給料が20万円だとしても、会社の利益は60万円です。そこから、生産性が15%上がるのですから、月に9万円多く稼ぐことになります」

「これなら、観葉植物のコストなんて余裕でペイできます」

「読者様がオフィスの環境を変える権限を持っているなら、今すぐ観葉植物を導入しましょう」

「研究者によりますと、『自分の席から植物が見えることが大事でした。心理的に落ち着きを得られる要素があると、幸せに働けます』と述べています」

「なので、全ての従業員の見える位置に観葉植物を配置するようにしましょう。大きい観葉植物をオフィスに置くか、デスク一つ一つに小さい鉢植えを置くかは、読者様に任せます」

「観葉植物は生産性をあげるだけでなく、幸福度もあげてくれます。なので、従業員は仕事に満足してくれるようになります」

「仕事に満足していれば、当然辞めることはありません。人材確保の観点からもオフィスに観葉植物を置きましょう」

「え？　『オフィスが狭くて観葉植物が置けない』ですか。なるほど、そういったオフィスもあるでしょうね」

「まあ、私としては『もっと稼いで余裕のあるオフィスに移転しろ』と言いたいですが、今回はなしにしましょう」

「研究者はこうも述べています。『写真、ライト、香りなどを変えることでも同じ効果を得られる』」

「つまり、観葉植物が置けるスペースがなくても、壁に植物のポスターを張れば同じように生産性の向上が見込めるのです」

「書類ファイルの表紙に植物の画像を張り付けたり、デスクトップ画面を植物の画像に変更しましょう」

「それに、森林の匂いのするアロマを焚いたり、緑色のライトを使うのもいいと思います」

「ちょっとした工夫が読者様を仕事ができる人に変えてくれます。是非、できることから始めましょう」

「読者様のオフィスは大丈夫ですか？　機能性重視で殺風景なオフィスでは仕事の効率も落ちます。科学的根拠に基づいた、オフィス設計をしましょう」

「やっぱり、科学的根拠があるって強いよな、という所で今回のまとめです」

「オランダとロンドンのコールセンターに観葉植物を18ヶ月間置いてみたよ」

「すると、従業員の生産性が15%もアップしたよ」

「オフィスに観葉植物を置くと生産性がアップするよ。それだけじゃなくて、幸せにもなれるよ」

「観葉植物を置けないようなら、写真でもいいよ。植物のポスターを張れば、同じ効果が期待できるよ」

「是非、試してみてね」

「生産性というのは、ちょっとした工夫であげることができます」

「逆に言えば、ちょっとしたことで生産性が下がります」

「読者様が気持ちよく働けているなら、それはオフィスの環境がいいからかもしれません」

「しかし、仕事が思うように行かないのなら、それは読者様の能力ではなく環境のせいかもしれません。今一度、オフィスの環境を見直しましょう」

「わざわざ高いお金を払って経営コンサルタントを雇わなくてもいいかもしれませんよ」

「とにもかくにも、オフィスに観葉植物を置いて損はありません。まずは、観葉植物から始めましょう」

「ということで、今回は『観葉植物を置くと生産性が15%もアップする』のお話でした。読者様の知識になれば幸いです」

「お付き合いいただきまして、ありがとうございます。高評価や応援コメント、質問やリクエストも待ってまーす！」

「次回の『運動効果をスーパーアップする最強ドリンク』で、お会いしましょう」

「もしくは、読者様が気になるお話でお待ちしております。バイバイ」

参考文献

The relative benefits of green versus lean office space: Three field experiments.