213_SNSで正直になれば幸せになる!【幸せへの一歩】 #言葉 #幸福 #SNS
「18世紀のイギリスで『文豪の大御所』と呼ばれたサミュエル・ジョンソンは『知識なくして正直なるは薄弱にして用をなさず。正直ならずして知識あるは危険にして恐るべし』と言っています。」
「やっほー、人生よくなってる読者様。使える知識をお届けする世界一の美女サクラです! 今回は『SNSで正直になれば幸せになる!【幸せへの一歩】』のお話をしますよ」
「では、よろしくお願いします」
「読者様はSNSを利用されていますか?」
「現代において、SNSは生活に必須のツールとなっています。大半の読者様はご利用されていると思います」
「それには当然、一方的に閲覧するだけでなく、自ら発信することもあるでしょう」
「読者様は、一体どのような内容を発信していますか? 日常であった些細な出来事ですか? 毎日の日課ですか? それとも、背伸びをしたものを投稿していますか? それとも私のように知識を発信していますか?」
「投稿内容は様々あると思います。ですが、ある特定の内容を投稿すると不幸になることを知っていますか?」
「ということで、今回はSNSでの投稿内容と幸福度についての関係をお話ししたいと思います」
「今回の研究はアメリカのコロンビア大学のものとなります。どうぞ、よろしくお願いします」
「まず研究者は、2007年~2012年の間に利用されたSNSユーザー10560人のデータを収集しました」
「それに加えて、ユーザーにビッグファイブという性格診断を行いました」
「ビッグファイブとは、信憑性のある性格診断テストでして、性格を5つの要素から分析します。協調性、外向性、開放性、誠実性、神経症傾向の5つです」
「さらに、投稿内容を分析しまして、真実を投稿しているのか、それとも内容を盛っているのかも調べました」
「さらにさらに、ユーザーの生活満足度、いわゆる幸福度も調べました」
「要するに性格診断を行った上で、投稿内容に嘘が混じっていないか調べて、幸せかどうか調べたのです」
「さて読者様はどう考えますか? SNSに真実を投稿するのか、嘘を投稿するのかで、幸福度は変わると思いますか?」
「もし変わるのなら、どちらが幸せなのでしょうか?」
「正直者はバカを見るから、嘘をついたほうがいい? それとも、嘘をつくのに労力がいるから、嘘はつかないほうがいい? さて、どっちなんでしょうか?」
「結果は…………正直者の幸福度が高かったです!」
「そう、SNSで嘘をついていると幸福度が下がっていたのです」
「嘘つきは泥棒の始まり、ならぬ嘘つきは不幸の始まりだったのです!」
「読者様は大丈夫ですか? SNSで嘘をついていませんか? 大袈裟に報告していませんか?」
「そんなことをしていると、幸せになれませんよ」
「今回の実験では性格診断を行っていました。ですが、性格による違いはありませんでした。どんな性格の人でもSNSで嘘をつくと幸せになれず、正直にしていると幸せになっていました」
「嘘は損しかありませんね」
「やはり、現実の自分と理想の自分に乖離があるのは、よろしくないみたいです」
「理想と現実にギャップがあると、現実に戻った時に『どうしてこんなにダメなんだ』と落ち込んでしまいます。自己嫌悪の原因となります」
「偽っている間はよくても、現実に戻るとダメージを受けてしまいます。SNSで盛るのはやめたほうが無難ですね」
「そして、研究者はもう一つ実験を行いました。大学生を集めて、SNSを2週間利用するように求めました」
「その際ですね、1週目は内容を正直に投稿する、2週目は理想の自分の姿を投稿するように求めました」
「先の実験では正直な投稿をしているユーザーと嘘の投稿をしているユーザを比較しました」
「ですが今回の実験では、同一人物で正直な投稿と嘘の投稿を比較しました。これで幸福度の推移を調べたら、どちらの投稿が幸福になるのか一目瞭然です」
「結果は先と同じく、正直な投稿をしているほうが主観的な幸福度のレベルは高かったです」
「面白い結果となりましたね。正直者のユーザーと嘘つきのユーザーを比較しても、正直者のほうが幸福度が高いです」
「そして、同一人物が正直な投稿をした場合と嘘の投稿をしたら、正直に投稿していたほうが幸福度が高かったのです」
「読者様もSNSに投稿する際は嘘をついちゃダメですよ。それは不幸の始まりです。幸せになりたいのなら、正直な内容を投稿することです」
「ちょっとしたことの積み重ねが読者様の人生を大きく変えてくれるのですよ、という所で今回のまとめです」
「SNSのユーザーを分析したら、性格に関係なく正直な内容を投稿している人の幸福度が高かったよ。嘘の内容を投稿していると、不幸が始まるよ。気を付けてね」
「同じ人に正直な投稿と嘘の投稿してもらっても、同じ結果になったよ。やっぱり、正直に投稿するほうがいいみたいだよ」
「昨今ではSNSは生活に欠かせないツールです。アメリカ人の80%は何らかのSNSを利用しており、その内の4分の3は毎日アカウントをチェックしているようです」
「SNSを使いこなして生活に役立てるのも、SNSにいいように使われて不幸になるのも読者様次第です」
「賢明なる読者様はSNSに振り回されている、なんてことはありませんよね? 大丈夫ですよね? 大丈夫だと信じていますよ」
「私もより一層SNSの使い方には気を配りたい所存です」
「ということで、今回は『SNSで正直になれば幸せになる!【幸せへの一歩】』のお話でした。読者様の人生の潤いになれば嬉しいです」
「最後まで、ありがとうございます。高評価や応援コメント、お願いします」
「読者様が『こんなことが知りたい』というリクエストも受け付けてます!」
「次回の『【トラウマ克服】恐怖を乗り越える方法』で、お会いしましょう!」
「もしくは、読者様が気になるお話でもいいですよ。目指せ、知識の宝物殿。バイバイ」
参考文献
Authentic self-expression on social media is associated with greater subjective well-being
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