115_大抵の人がプレゼント選びに失敗してしまう理由とは? #人間関係 #幸福 #好意

「一万円札の肖像画に選ばれた渋沢栄一は、人生についての言葉を残しています。『人を選ぶとき、家族を大切にしている人は間違いない。仁者に敵なし。私は人を使うときには、知恵の多い人より人情に厚い人を選んで採用している』だそうです」


「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『大抵の人がプレゼント選びに失敗してしまう理由とは?』のお話をしたいと思います」


「では、よろしくお願いします」


「読者様はプレゼントを贈りますか?」


「え? 『贈ったことがあるけど、喜ばれなかった』ですか。それと、とてもつらいですね」


「ですが、落ち込むことはありません。プレゼントに失敗している読者様は多いのです」


「気を使って、もらった時は喜びますが、実際は使わなかったり、喜ばれていないことが多々あります」


「なぜ、プレゼントが喜ばれないのか、についてカーネギーメロン大学が研究してくれました」


「研究者は過去に行われたプレゼントに関する研究を調べて、プレゼントが失敗する理由を7個にまとめてくれました」


「ありがとうございます。これで読者様はプレゼント選びに失敗しませんね。今後は『あの人のプレゼントは一味違う』と尊敬されるでしょう」


「それでは発表したいと思います」


「1個目、『リアクションを気にしてプレゼントを選ぶ』です」


「どうしてもプレゼントをする際は相手が喜んだり驚いたりする表情を想像して、インパクトのあるものを選びます。ですが、受け取る側は実用的なものや、使って楽しいものを好みます」


「受け取った時は確かに嬉しいのですが、後から振り返ると邪魔になったり、使えないことに気づきます。最終的な喜びは減ります」


「もらった時の喜びは忘れ去られて、要らない物をもらったという印象しか残りません」


「インパクトで選ぶのはやめて、実用的なものを選びましょう」


「2個目、『すぐに使えるものをプレゼントする』です」


「プレゼントを贈る側は、すぐに使えるものを贈りたがります。ですが、長く使えるもののほうが喜ばれます」


「満開の花より、蕾の花を渡して育てる期間があるほうが喜ばれます。成長する余地があるプレゼントを選びましょう」


「贈る側は贈ったらそこで終わりです。受け取る側はもらってから、捨てるまで評価が続きます。長く使えるものが喜ばれるのは当たり前なんです」


「長く使えば愛着が湧きます。それがプレゼントなら、贈った人の評価も上がります」


「3個目、『気持ちをこめたプレゼント』です」


「気持ちは大事ですが、受け取る側は気持ちなんて理解してくれません。むしろ、どうでもいいとさえ思っています」


「プレゼントで優先すべきは自分の気持ちではありません。実用的な物のほうが喜ばれます」


「身勝手なプレゼントはやめましょう」


「4個目、『驚かせるプレゼント』です」


「プレゼントを贈るとなると、どうしても相手を驚かせようとする気持ちが出てきます。ですが、不要です。相手は望んでいません」


「プレゼントにサプライズは要りません。欲しいと言ったプレゼントを贈るほうが断然喜ばれます」


「サプライズするならプレゼントの内容ではなく、プレゼントを贈るタイミングにしましょう」


「ふとした瞬間のプレゼントが大切な思い出として残ります」


「5個目、『高価なプレゼント』です」


「高価なプレゼントのほうが相手に気持ちが伝わると考えますが、そんなことはありません」


「受け取る側は値段で相手を判断しません!」


「あくまで、使えるかどうかで判断します」


「ですので、高価なプレゼントを贈っても、期待に沿ったリアクションが得られないのです」


「値段でプレゼントを選ぶことはやめましょう。無駄です」


「6個目、『相手のことを考えすぎ』です」


「プレゼントをする際に、自分がどれだけ相手のことを思っているかを伝えるものを選びます。開封時に喜んでくれることを想像します」


「ですが、大抵の人はもっと汎用的なものを喜びます」


「ぶっちゃけ、ギフト券や商品券のほうが読者様も嬉しくないですか?」


「自分の好きなものは、自分の意思で選びたくないですか?」


「微妙なプレゼントをもらうより、欲しいものを選ぶ余地が欲しくないですか?」


「これって、私だけですか?」


「7個目、『世間体を気にしたプレゼントを選ぶ』です」


「本当に贈りたいものがあっても健康や環境を気にして、贈れないことがあります」


「そういったプレゼントは使いにくかったり、実用的ではないことがあります。そのため、受け取っても喜ばれません」


「仲が深まるなんてことはありませんので、気を付けてください」


「以上の7個に気を付けて読者様もプレゼントを選んでください」


「自分の気持ちを優先せず、相手が使いやすくて実用的なものがオススメです」


「それでも選べない場合は、現金や商品券をプレゼントするといいです。適当なものをプレゼントするより喜ばれます」


「一番は相手に欲しいものを聞くことです。サプライズがある喜ばれないプレゼントより、サプライズのない喜ばれるプレゼントのほうが断然いいです!」


「結局プレゼントを自分で選ぶのはナンセンスということで今回のまとめです。なぜ、プレゼントが喜ばれないのかについて研究したよ」


「すると、プレゼントが失敗する理由が7個あったよ。

 1個目、『リアクションを気にしてプレゼントを選ぶ』

 2個目、『すぐに使えるものをプレゼントする』

 3個目、『気持ちをこめたプレゼント』

 4個目、『驚かせるプレゼント』

 5個目、『高価なプレゼント』

 6個目、『相手のことを考えすぎ』

 7個目、『世間体を気にしたプレゼントを選ぶ』

 以上の7個に気を付けてプレゼントを選んでね」


「プレゼントは楽しいものが好まれる思いがちですが、そんなことはありません。価値のほうが重要だと覚えていてください」


「それに、いいプレゼントをして、すごい人に見られたいと思っている人もいます。プレゼントは承認欲求をみたすためのものではありません。相手のためのものです」


「プレゼントは受け取る側が主役です。そこを忘れるとプレゼントは失敗します」


「誰が主役かは決して忘れないでプレゼントを選んでください」


「読者様が喜ばれるプレゼントを贈れることを願っております」


「ということで、今回は『大抵の人がプレゼント選びに失敗してしまう理由とは?』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても幸せです」


「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。待ってまーす」


「それでは、次回の『もしかして私って嫌われているかも? いいえ、そんなことはありません。ちゃんと好かれていますよ』で、またお会いできると嬉しいです。バイバーイ」



参考文献

Why Certain Gifts Are Great to Give but Not to Get: A Framework for Understanding Errors in Gift Giving

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