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017_15分でゲームが上手くなる方法 #ゲーム

「やっほっほー、読者様のプラスになる知識を提供する世界一の美女サクラです！　今回は『15分でゲームが上手くなる方法』のお話をしたいと思います」

「では、よろしくお願いします」

「読者様はゲームが好きですか？　読者様の中には寝食を忘れてゲームに没頭していたり、プロゲーマーを目指している方もいるかもしれません」

「そんなゲームですが、プレイしていて上手くなりたいと思ったことはありませんか？」

「ありますよね！　一度や二度は上手く操作できずに悔しい思いをしたことがあるでしょう。今回はそんなお悩みを解決したいと思います」

「なんとですね！　ゲームを上手くなる方法が見つかったのです」

「知りたくないですか？　知りたいですよね？」

「え？　『どうせ、練習をしろ！』ですか。いえいえ、そんな当たり前のことをお話ししても意味ないじゃないですか」

「なんと、激しい運動をすると、ゲームが上手くなるのです！　ででん！」

「今回は激しい運動をゲームの前に行うと、腕前が上がる研究をお話ししたいと思います」

「そうなんです。運動がゲームを上達させるのです。意外ですよね。ゲームと運動にどんな関連があるのか気になりませんか？」

「それでは早速お話ししたいと思います。今回の研究はカナダのマギル大学が行いました」

「研究チームは若いゲーマーを20人集めて、激しい運動後にゲームをプレイしてもらい、腕前がどのように変化したか調べました」

「使用したゲームは、世界でも有数なマルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)です。そんじょそこらの退屈なゲームとは違います。最もプレイヤー数の多いPCゲームとしても有名な、あのゲームです」

「商品名は伏せさせてもらいます」

「そして運動ですが、こちらは高強度インターバルトレーニング(HIIT)を15分行ってもらいました」

「HIITとは、簡単に説明しますと、全力で体を動かしたら、その後は軽めの運動をする。これを交互に数セット繰り返す運動です」

「全力の運動を30秒、軽い運動を20秒、みたいな感じです」

「要は、息が『ぜえぜえ』なって、喋るのも億劫になるくらいのしんどい運動です」

「15分ですから、普段運動をしないであろうゲーマーには酷な実験ですね」

「ですが、激しい運動を乗り越えた先にはゲームの腕前が上がるのですから、ありがたいでしょうね」

「さて、ゲームの腕前がどれくらい上がったのか説明します。まずはゲーマーの腕前を知る必要があります」

「ゲームの腕前を計測した方法ですが、プレイヤーが自由にルールを設定できるモードを利用して、敵を一撃で撃破できるようにしました」

「この研究では攻撃の精度を調べたのです」

「その結果、運動をせずにプレイした場合は一回のプレイで敵を撃破した平均数は111.38体でした。対して運動後のプレイでの平均数は121.17体でした」

「この結果は衝撃ですね。たった一回、15分の運動をしただけで、スコアがおよそ10%アップしたのです」

「これには参加者も驚きでしょう。だって参加者はゲーマーであって素人ではありません。簡単にスコアがアップするような初心者ではないのです」

「さらに驚くべきことに！　参加者が運動に対してどう思っているかに関係なくスコアはアップしていたのです」

「運動が好きでも嫌いでもスコアは上がったのです。プロゲーマーになりたいなら、運動は必須ですね」

「さらにさらに驚くべきことに！　参加者の体調も関係なくスコアはアップしたのです。体調が悪い参加者もゲームのスコアはアップしていたのです」

「運動をすると好き嫌いに関係なくスコアはアップして、体調にも左右されないということが研究で判明しました」

「ゲーム大会の直前は復習するより、断然運動をした方がいいですね」

「この結果を受けて、研究チームは『座りがちで運動不足なゲーマーに運動する機会を与えてくれると思います』とコメントしています」

「これだけ根拠を示されたら、やるしかないですね」

「ただ、今回の研究で判明したのはゲームがMOBAであること、運動はHIITでなければならないことです。この二つの条件が揃わないと効果がないかもしないということです」

「研究チームは今後、別のゲームでも効果があるのか、運動はどの程度のレベルで効果があるのか、を追加で調べる予定です」

「今後の研究に期待したいです。私も続報が入りましたら、読者様に改めて報告したいと思います」

「では、今回のまとめです。ゲームが上手くなりたければ、激しい運動をしよう、です」

「マギル大学の研究では限定的な効果しか確認できませんでした。ですが、他の研究で運動は脳を成長させること、人生の満足度や幸福感を高めてくれること、体内の炎症を抑えること、その他にも様々なメリットが判明しています」

「運動にデメリットはありません。読者様も軽い運動から始めてみてはいかがですか？」

「私も毎朝、運動しています。一緒に汗をかきましょう！」

「ということで、今回は『15分でゲームが上手くなる方法』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」

「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。待ってまーす」

「ではでは、次回の『少しの変化でスキル上達が倍速になる』で、またお会いしましょう。グッバーイ」

参考文献

Can exercise improve video game performance?