015_敏感な人でも楽に生きる【HSP対策】 #人生 #HSP
「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『敏感な人でも楽に生きる』のお話をしたいと思います」
「では、よろしくお願いします」
「読者様は敏感な人、いわゆるHSPと呼ばれる人でしょうか? ヒートショックプロテインのことではありませんよ」
「もし、HSPなら日常生活の些細なこともしんどかったりしませんか? 他の人は何でもないのに、自分だけ過剰に反応して浮いたりしたことがあるでしょう」
「何より、生活が辛いと感じることもあると思います。なぜ、辛いのか? その答えは単純明快です。それはーー」
「ーー対処法を知らないからです」
「たとえば、いきなり殴られるとなす術はたりません。ですが、殴られるとわかっていたら防御することができます。無防備な状態で強い刺激を受けるから、生活が苦しくなるのです」
「ですので、今回はHSPの人が少し楽に生きれる方法を6個ばかり伝授したいと思います。それでは、どうぞ」
「対処法その①、『過度な刺激から身を守る』です」
「まず何より、刺激を受けないようにするのが大事です。そのためには自分のキャパシティを知る必要があります」
「ここまでは大丈夫、ここからはアウト、と知っているだけで予測を立てられます」
「刺激が弱いなら、そのまま受け止めます。刺激が許容量を越えそうなら、あらかじめ対処することができます」
「まずはメモを取って、いつ、どこで、誰から、の刺激がアウトなのかデータをしっかり集めましょう」
「これをするだけでも、意外な発見があります。嫌な音でも朝に聞くのか夜に聞くのかでも違いがあります。同じ言葉でも言われる人によって感じ方は変わります。自分を知るためにも、メモを残しましょう」
「対処法その②、『堂々巡りの思考をやめる』です」
「敏感な人は答えのでない問題を永遠に考えてしまいます。結果、答えが出ないので、不安や恐怖の感情を自ら生み出してしまいます」
「不安に気づいたら、意識して別のことに集中しましょう。単純なゲームなどがオススメです。他にも『後で考えよう』と一度棚上げするのも有効です」
「不安なことを紙に書き出しても、不安は軽減します。瞑想も効果が証明されていますので、自分にあった方法を試してみましょう」
「それに、大抵の不安は実際に起こりません。仮に起きても深刻な問題に発展する可能性は限りなく低いです。あまり悲観的に考える必要はありません」
「対処法その③、『日常に喜びを見出だす』です」
「HSPの人は刺激に敏感です。マイナスの影響を大きく受けやすい分、プラスの影響も大きく受けます。日常のちょっとした喜びも、他の人に比べたら大きくなります」
「自分の気分を上げる方法を知っていれば、簡単に嫌な気分を吹き飛ばせます」
「気分の上がる音楽、心が癒される恋人や家族の写真、好物のお菓子などを懐に忍ばせておきましょう」
「不安になってたら対処するのも大事ですが、これから不安が襲って来る前に対処をすると、不安を軽減できます。簡単にできますので、お試しあれ。懐に忍ばせていたら、銃弾からも守ってくれますし」
「対処法その④、『不快な交流を避ける』です」
「HSPの人は他者との口論が苦手です。もちろん、中には外交的なHSPもいますが、稀です」
「では、外交的ではないHSPがどうすればいいかというと、まずは必要のない争いを避けることです」
「得意な人がいれば、素直に任せましょう。どうしても避けられない場合は面と向かって話すのではなく、メールやSNSを活用して、顔を会わせないように工夫しましょう」
「それでも無理な場合は、あらかじめ相手の反応をシミュレーションしましょう。相手の過去や現在の姿を想像すると、共感力が上がって相手の意図を汲み取れるようになります」
「相手の要求がわかれば、不安も軽減します。リラックスして対話に望めるでしょう」
「対処法その⑤、『自分に正直になる』です」
「HSPの人は周りを気にして、自分の意見を主張できません。難しく考えないでください。ほとんどの場合、意見を言っても嫌われることはありません」
「ですので、他人の視線を気にせず、自分の意見を主張するのが大事です。むしろ、嘘をついているとバレる方がよっぽど危険です」
「嘘つきのレッテルを貼られると相手も余所余所しくなりますし、本音で喋ってもらえなくなります。少しずつでいいので、自分の意見を言うようにしましょう」
「また、本来の自分と違う人格を演じていると、心と体を病む原因となります。健康のためにも別人格を演じることは避けましょう」
「対処法その⑥、『自分の個性を受け入れる』です」
「HSPは所詮、個性です。お喋りが好き、筋トレが趣味、背が高い、ブランドものを集める、などと同列です」
「自分からも他人からも否定される要素ではありません。自信を持ってください」
「近年ではHSPのマイナス面が強調されていますが、メリットも数え知れないくらいあります」
「たとえば、情報を吸収する能力が高いので、深く考えることができます。安心感のある環境だと、非常に高い生産性を叩き出します。人から見られるのを気にするので、マナーに特に気を配っています。なので所作が綺麗です」
「HSPには計り知れない能力があります。自分の能力を発揮できる環境を作ると、そんじょそこらの一般時では太刀打ちできない成果を出します」
「今が苦しいのは、間違った居場所にいるからです。HSPを活かしてくれる場所を見つけましょう」
「HSPに理解がある人も探しましょう。適切なサポートをしてくれます」
「どうでしたか? 今回の私の話でHSPの人が少しでも楽になれたら、私もとても嬉しく思います」
「それでは、HSPの人の対処法のまとめです、
対処法その①、『過度な刺激から身を守る』。
対処法その②、『堂々巡りの思考をやめる』。
対処法その③、『日常に喜びを見出だす』。
対処法その④、『不快な交流を避ける』。
対処法その⑤、『自分に正直になる』。
対処法その⑥、『自分の個性を受け入れる』。
以上の6個を覚えて実践してみてください」
「感じ方が変わって、少しは気分が楽になるに間違いありません」
「ということで、今回は『敏感な人でも楽に生きる』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。待ってまーす」
「それでは、次回の『アイデアマンになりたければアレを想像せよ』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
参考文献
『敏感な人や内向的な人がラクに生きるヒント』イルセ・サン著(ディスカヴァー・トゥエンティワン 2018年)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます