014_【全集中】トレーニングで集中力を鍛えるぞい #集中力
「やっほー、読者様のプラスになる知識を提供する世界一の美女サクラです! 今回は『トレーニングで集中力を鍛える』のお話をしまーす」
「では、よろしくお願いします」
「読者様はご自身の集中力に自信がありますか? 大抵の人は集中力が思うように続かないのではないのでしょうか?」
「実際ですね、マイクロソフトの研究チームは約2000人の参加者の脳波などを測定して、人間の集中力は8秒しか持たないとの結論を出しました」
「たった8秒ですよ。そんな短い時間で何ができるのですか? 無理ですって!」
「ちなみに金魚の集中力が9秒ですので、一般的な人類は金魚に劣る集中力しか持っていません」
「これを聞いても読者様は集中力に自信がありますか?」
「もし、自信があるのでしたら、私のお話は聞く必要はありません。存分に別の場所で集中力を発揮してください」
「集中力に自信がないよー、という読者様は引き続き私のお話にお付き合いをお願いします。集中力を高める方法を6個お伝えします」
「それでは、まず1個目、『5以上ルール』です」
「何かをやめたくなったら、『後5分やる』『後5回続ける』『後5ページ進める』というように、5以上続けるのです」
「これを行うと集中力のトレーニングになると同時に何かを成し遂げる力にもなります。一石二鳥じゃん」
「最初の内は後5分が続かないです。慣れてくると後5分のつもりが、いつの間にか10分や15分になっています」
「集中力が途切れても焦る必要はありません。後5分を行う度に集中力は鍛えられます。筋トレのように毎日行っていると、知らない内に集中力が身についています」
「読者様もお試しあれ」
「2個目、『瞑想』です」
「瞑想と聞くと心を無にして何も考えない、みたいな想像をする方もいらっしゃるかもしれません。それは僧侶のような毎日行う方が到達する境地です」
「この瞑想はもっと簡易です。呼吸に意識を向けるだけで十分です。どのような瞑想を行うか説明します」
「まずは床か椅子に姿勢よく座ってください。足は組まずに顎を引きます」
「肩を落として両手の手のひらを上に向けます。そして肩の力を抜きましょう」
「鼻から息を5秒かけて吸って、お腹が上がるのを意識します。その後、息を5秒間止めます。最後に口から息を5秒かけて吐き出します」
「以上のサイクルを10回ほど繰り返すとストレスが緩和されたり、リラックス効果を得られます」
「ちょっとした休憩時間に行ってみてください。集中状態への移行が早くなります。これは瞑想の基本テクニックです」
「瞑想には他にも様々な効果がありますので、是非実践してください」
「3個目、『時計を見る』です」
「この時計はデジタルではなくアナログです。アナログ時計の秒針をじっと見詰めてください」
「秒針が一周するまでずっと見続けてください。その際、余計な雑念が浮かんだら、もう一度始めから挑戦してください」
「始めは思うようにいかず、イライラすることもあります。ですが、めげずに頑張ってください」
「続けていると、いつしか集中したい時に集中できるようになります。集中力が必要な時に意識して集中状態に移行できます。自分で集中力をコントロールできると言っても過言ではありません」
「4個目、『運動』です」
「ヨガ、チームスポーツ、ダンスなどの運動には体の活性化だけでなく、脳機能を高めることが報告されています」
「2016年のオランダの研究では20分間のエアロビクスを行った子供の集中力が有意に改善したと報告しています」
「2014年のアメリカの研究では、7歳~9歳の子供に運動をしてもらった所、健康状態の改善はもちろん、脳機能や認知機能、および実行機能も改善しました」
「運動が脳を成長させる研究は数知れません。文武両道は幻想ではありません、当然のことなんです。運動がつらいよー、という方は散歩から始めてみてはいかがでしょうか?」
「20分の散歩でも効果があることは証明済みです」
「5個目、『睡眠』です」
「慢性的な睡眠不足は集中力を落とすと同時にストレスレベルを高めます」
「まずは寝室からテレビ、スマホ、パソコンを取り除いてください。ブルーライトは睡眠の質を下げるのは周知の事実。寝室から極力、現代のテクノロジーを排除してください」
「寝室でスマホを使っていると、脳は寝室を寝る場所と認識しません。遊ぶ場所と記憶するので、脳内の寝る準備が進まなくなります。寝室=寝る場所、と脳に覚えさせましょう」
「え? 『ワンルームに住んでいるから無理』ですか。その場合は、最低限ベッドの上ではスマホを触らないようにしてください。これだけでも十分、脳はベッドを寝る場所だと思ってくれます」
「6個目、『読書』です」
「読書なら、何でもいいというわけではありません。楽しい、もしくは喜びを感じられる読書は集中力を高めてくれます」
「近年の読書は情報を集めるために行われます。まあ、バンバン知識を紹介している私が言えたことではありませんが……楽しんでくれていると嬉しいな……」
「ともかく、現代人は情報を選び抜く能力は高くなっていますが、複雑なプロット構造の小説や長編小説を読むのが困難になっています」
「小説を読むことそのものが集中力のトレーニングになります。ただ、最低でも30分は読まないと効果は得られません」
「集中力が切れたな、と思ったら、ブラウザバックしてオススメから面白い小説を読んでみましょう」
「欲を言えば、私のお話をもう一度振り返ってくれると、私はとっても嬉しいです」
「さて、読者様は紹介した中からできそうなこと……どれも簡単ですので、やることは簡単ですね。何か、やりたいことはありましたか?」
「日常のちょっとした隙間時間にスマホを触るのではなく、集中力を鍛えるのはいかがでしょうか?」
「集中力が高いと仕事は早く終わりますので、同僚から尊敬の眼差しで見られます。仕事もできるので昇進・昇給も夢ではありません」
「高い集中力を持っていも損はありません。仕事をサクッと終わらせましょう」
「是非、集中力を鍛えてください」
「では、今回のまとめです。集中力を鍛える6個とは
1個目、『5以上ルール』。
2個目、『瞑想』
3個目、『時計を見る』。
4個目、『運動』。
5個目、『睡眠』。
6個目、『読書』。
の6個となります。勝ち組人生のために1個でもいいので実践しましょう」
「ということで、今回は『トレーニングで集中力を鍛える』のお話でした。読者様の参考になれば、私はとても嬉しいです」
「最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。高評価や応援コメントはどんどんお願いします。待ってまーす」
「それでは、次回の『敏感な人でも楽に生きる』で、またお会いしましょう。バイバーイ」
参考文献
The lost art of concentration: being distracted in a digital world | Life and style | The Guardian
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