心の引き出し
心の引き出しは、きっと無限大にある。
いまはまだ数えられるぐらいしかなくても、
増やそうと思えばいくらでも増えていく。
新しいものにふれるときに、
ちゃんと専用の引き出しを作ってあげればいい。
心の引き出しに入れる準備をしておけば、
自分にとって未知のものでも素直に受け入れられる。
すでに持っている引き出しを開けて、
ここには簡単に入れてやらんぞなんて身構える必要はまったくない。
それでは、どんなに素晴らしいものでも楽しめないし、
ありのままを理解することはできない。
ああだこうだと批評をして、
自分の中でちっぽけにしてしまったそれは、
もはや別物になってしまっているからだ。
だから、心の引き出しをたくさん増やしていこう。
心の引き出しが多くて困ることはないし、
大切なものが探せなくなってしまうこともない。
必要なときに、ちゃんと開いてくれる。
だから、何も心配する必要はない。
時間が経てば経つほど、
心の引き出しは色褪せることのない輝きをまとっていく。
懐かしくて寂しくて、どこか切ない思い出とともに。
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