第八話 サイコパスについて
巷ではサイコホラーが流行る。自分は俗世を離れようと決めた身なのであまり知りませんがね。シリアルキラーとか殺人鬼を呼称し始めたのが、自分が夜ドラのワンクールミステリーが見なくなった理由です。あの言葉に強い嫌悪を覚えます。
自分は、精神疾患に対する人々の不理解には強い警戒心を覚える立場です。その最たる例が、自分がホットラインに対して強い抵抗を覚えることです。自分も不理解ではあります。
まあでも相当病むことは多かったですね。小6から、ちょくちょくカウンセリングには通いました。最終的な結論は、自分の他者に対する強い恐怖でした。特に母親は怖かった。別に体罰にも、毒親にも属しませんが、自分のことを成績でしか褒めてくれないとか、あって、他の器用貧乏なところが全てその怒りに触れてしまう。別に本当に殴られもしないですし、暴言も吐かれませんが、そこで癇に障ることが分かる時点でもう、何か。怠惰である身で、さらに逃げ道がないと、締め切りに追われる恐怖もあります。丁度この日(共通テスト一日目)のように。
アダルトチルドレンという言葉は意外と流行語なんじゃないかと思う身です。他の同族を明確に知ってはいないので自分のことにすれば、他人はほとんど脅威でした。全員リレーで転けたときに見つめる目だとか。そして、また嫌なことに自分に対するいじめはなかったそうです。ただ、自分の名前を何か「コーラス部」だとかぼかして(婉曲に)言ってる、ように幻聴が聞こえる。(でも確かに聞いた記憶はある。しかもコーラスに関して言えば、自分はコーラスの恥だという自覚があるので、尚更、部の栄誉に泥を塗ってしまった)そのため、実は本性を出さずにあたり障りで攻撃する意思を見せずに関わる。そう、福建省の不割譲や、日ソ中立といった、中立による蜜月。そこに感情はない。前から続けてきたからここで切る訳にもいかないという
こうして見れば、自分は他者に対する信頼は全く持ってない。まあ、みすゞ学○が宗教臭いだとか、そういう時事は、聞いた瞬間にそうなのか、と言葉は信じてググります。ただ、相手に背を向けられるかと言われると、去年あたりまで実は違う感じになる。去年、なるべくあちらも切りにくいであろうというような信頼関係(相手に表面的に媚びるだけでもある)を作ってから弱みを相手に打ち明けたのは、一つの自分の転換点になれました。後出しながら、相手を信頼に対応して自分の信頼を見せることができました。
自分はあまりサイコパスだとかそういうのは自分も当てはまりうるのでああこう言いません。そりゃあ凶悪事件に繋がるのは血を見て快感を覚える類のものでしょうがあれが全てでもないです。自分の場合は悲しみに快感を覚えるものでした。喜びというものを高二まであんまり考えてなかったです。その喜びはなにか自己顕示欲が満たされること、それ一点に集約された。
極端な被害妄想だったら僕にもあります。グループからブラれるともう自分の外部からの目なんて分かりません。周りが僕の百分の一の奇行を僕の姿の全てだと思いかねないように、僕も結局はその彼らが呆れ返るように下らないヒエラルキーに執着していると思い込んで徹底的に排撃する。そして、その架空の被害妄想に悲劇を覚えて恍惚とする。
しかも、高校では、その悲劇を自分の手で作ってしまった。こんな場であったならば嫌われてしまいたい。だって自分はコーラス部の恥ではないか。という論理で逃げおおせたのです。
幸いなことに、その時にキレた相手が受け流せる人で、なおかつその自分のお花畑を部に露呈させなかったために自分はやめずに済んだ。
中学の頃は様々な人と関わったが、いざやる気を失ったときに残したのは自分に歯向かわないペットでした。特に、スマブラをやって勝ちに執着して煽って来る奴は特に嫌いだった。いじりもかなり嫌いだった。
高校当初も、そのペット路線でやろうとしたが、とんでもないハズレくじを引き、そのかわいいペット候補が「韓国人死ね! 」とソシャゲで負けて叫び、休み時間の学級の注目を集める。完全なる失望でした。こんなに自分の目が間違っていたか、と。そのおかげで、路線変更ができた。
ほぼ自分語りになりましたね。サイコパスですが、思ったよりいます。告白を振っただけで豹変して陰湿になる奴とかも当てはまるんじゃあないんですかね。精神疾患とかいいますが、その基準は曖昧です。0.999999……はだめで1は当てはまる。場合によっては、3で爆発したときと、0.8で爆発したときに全く差が見えないときもあります。0.8のときは、短気ですし、3の場合はほぼ精神的に限界に近い。女性を悪魔と寝たとして魔女狩りを楽しむ人は普通に悪魔と寝ているのです。やたら御国の官房副長官をとっちめたい昨今のドラマもあります。
個人型サイコと、集団型サイコは分けてもいいかもしれません。自分は、人間の命が大切なものであるということを暗黙の了解にしたら人間になれるでしょう。今はまだ、ただの暗記事項です。忘れたら決していけないと教えこまれているだけです。そこの確信が必要ですね。
高三になって、人への親愛の情が生まれたことには驚きましたね。どうやって行こうか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます