テスト恐怖症

中一の夏頃から、テスト前に体調を崩すようになった。

頭痛、腹痛、拒食症、荒れる・・・

授業がまともに受けられないのもあって、テストの成績はだんだん下がっていた。

2学期の最初のテストでは、下位10%を表すE判定を受けていた。

そして、テストがトラウマになっていたのだ。


1年生の時は、頭痛、腹痛程度で済んでいた。

一番、成績が悪い時期でありだんだん下がっていた時期ではあったが、受験はまだ先。まだ、時間がある。

その余裕があったのかもしれない。

それでも、ショックとトラウマでだんだん症状が重くなっていた。

2年生になって、拒食症や荒れるというような症状が出てくるようになってしまった。

ひどい時は、2週間前からゼリー以外何も食べられなくなったり、荒れて荒れまくった結果、当日のテストに行けなくなったり。

胃腸炎になって、別室受験をしたこともあった。

やはり、時間の余裕というのは私の精神的余裕と比例しているらしい。

一番酷かったのは、3年生の1学期のテストで拒食症と荒れるのが同時に出てきてしまった。


しかし、3年生の2学期になるとテスト恐怖症が出なくなった。

もちろん、内申が決まるテストだったので不安で仕方なかった。

ただただ、不安で不安で睡眠不足等の症状はあったと思う。

でも、拒食症だったり荒れるというようなことはなかった。

そして、今までのテストで一番良い成績を取ることができた。

この頃には、上位10%を示すA判定を取っていてバカみたいだが、A~E判定全てをコンプリートするという、ある意味すごい快挙を成し遂げていた。

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